笑い話にできない話はするな~マイナスをプラスにして語る~
くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
「笑い話にできない話はするな」
故・西田敏行さんの名言です。
最近では、「ピンチはチャンス」と共に自分の座右の銘にもなっています。
つらい・苦しい・腹立たしい・悲しい・悔しい・恥ずかしい、その他様々なマイナスの体験は誰にでもあること。
「笑い話にできない話はするな」とは、そのマイナスの体験を語るなということではなく、プラスに変換してから語れということだと、西田敏行さんご本人も言われていますし、私もそう理解しています。
マイナスの体験をどう捉えるか、どう受け止めるかで、体験者のその後が大きく違ってくるということを、私も自分の経験から学んでいますが、マイナスの体験をマイナスのままで自分の中にとどめておくと、「嘆き」「悲しみ」「恨み」などの感情や言動としてしか表に出てきません。それが「笑い話にできない話」ということなのだろうと思います。
私は、マイナスの体験の全てを「嘆き」「悲しみ」「恨み」などではなく、「学び」に昇華し、その上で「大切な教訓を得た体験」として語ることを心掛けており、事実、「自分が在席しているのに自分にかかってきた電話に対応し、事後報告もせず自分の目の前で別の同僚にその話をしていた」同僚に猛烈に抗議し、以後、退職するまで無視され続けた、というマイナスの体験を「しくじり先生が学んだこと」として、カウンセラー養成学校のOBとして特別授業したこともあります。
マイナスの体験は、「できればしたくない・しない方がいい体験」には違いなく、「それがあるから今がある」などと無理に美化する必要はないものの、「嘆き」「悲しみ」「恨み」などではなく、「学び」として残しておきたい財産ではあると思います。
お楽しみ様でした。

嫌な思いは、「嘆き・悲しみ・恨み」ではなく、「学び」として残したいですね。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
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