この日なんの日 気になる日~大切な時間~

くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

天智天皇が水時計で人々に時を知らせた日(時の記念日:971年)

森永ミルクキャラメルが発売された日(ミルクキャラメルの日:1913年)

銀座から上野までの大規模な「歩行者天国」が実施された日(歩行者天国の日:1973年)

すべて、今日、6月10日だそうです。

 

後の2つが、どちらかと言えば、人々の嗜好や楽しみにフォーカスされているのに対して、「時」は様々な形で日常、ひいては人生そのものに密接している気がします。

キャラメルを口にしない人や歩行者天国を歩かない人はいても、時計を持たない人はいないでしょう。

いかに私達の生活が時間に追われるものであるか、ということでしょうか。

 

「時間」は、時に守るもの(授業や仕事の開始・終了、待ち合わせの約束など)であり、決められた枠内で使うもの(試験時間など)です。

そして、「過ごす」ものでもあると思います。

その時々の時間をどう過ごすか。その過ごした時間で何を得たか。

それが人生に及ぼす影響は、決して少なくない筈です。

 

何年生きてきたか、ではなく、どう生きてきたか(長さより密度)。

どんな本を読んだか、ではなく、読んだ本から何を得たか(ジャンルより気づき)。

たとえば、そうしたことが、時をどう過ごしてきたか、ということでしょう。

 

仕事や日常の生活に追われるのも、志を立てて学んだり自分を高めるのも、人それぞれの時間の過ごし方。

無心で時には何もしないでいたり、海や山を見つめたり、自然の中に身を置くのも、心の浄化(カタルシス)としてまた然り。

それらの人生を一遍の小説とするなら、主人公と読者という二つの立場で、時に迷い、時に苦しみ、時に客観視して学びを得る。

素晴らしい時間の使い方・過ごし方ではないでしょうか。

 

それぞれの時間をどう過ごすか。

自分の人生の主役である一人一人が。様々な形で役作りに努め、上演時間いっぱいまで演じきれたら、密度の濃い有意義な時間の過ごし方ができたと言えそうですね。

誰もの人生がそうであってくれれば。そう願ってやみません。

 

お楽しみ様でした。

限りある時間をどう「過ごす」かは、人生の大きな課題ですね。

投稿者プロフィール

宇野謙一カウンセラー
宇野 謙一くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。

カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。

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