何でも学んでやろう~己を知る~
くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
子供の頃、学生だった頃、もっと勉強しておけばよかったという思いはありますか?
今の自分を振り返り、早いうちからやりたいことを見つけ、何をするにも全てはそのためとブレずに努力を続けておれば、もっと違う人生があったかもしれない。という、
或いは、何かにつけて、言葉を知らない、知識がない、とまごつく局面に遭遇し、自分を恥じる。という、
更には、長年かけてようやく「これだ」と思えるものに出会うも、スタートの遅さから、もっと早くにこうなっていれば(条件的にもキャリアの面でも)、何かとよかったのではないか。という、
たとえば、そういう思いが。
私には、それら全ての思いがあります。
もう一つ。
基本的に、生活の心配も要らず、規則正しい生活の中でたくさんの勉強や運動ができる機会が得られた子供の頃。
何と恵まれた時代だったことか。
大人になり、様々な状況の中で、その時々に必要な勉強をすることで、分からなかったことや新しいことを知る楽しみや喜びを感じている今、「(本当の)勉強は楽しい」と思う今だからこそ、そういう恵まれた時代に他のことばかりで勉強を楽しんでこなかったことを、「損したな」と思うのです。
私には、こちらの思いの方が強いのです。
勉強は何のためにするのでしょうか?
いい高校・大学に入るため、いい会社に入るため、志している職業に就くため、自己研鑽のため、など目的は人それぞれだと思いますが、私にとっては「己を知るため」がしっくりきます。
勉強すればするほど、新しい知識と「あれも知らない、これも知らない」という気づきを得て、それが勉強を継続する意欲に繋がる。そんな気がします。
仕事にも、日常の生活の中にも、そういう場面は山ほどあります。
ありがたいことに、今は、「これってどういう意味?」「これってどうやるの?」と思い立ったその時に何でも調べられます。
言葉の意味でも、料理のレシピでも、その他の様々な知識でも。
「自分を知ってこそ、他人を知り、世界も知ることができる」と昔の映画のセリフでも聞いたことがあります。
「あれも知らない、これも知らない」自分に気づいた(己を知った)時点で、既に次の学び(成長)へのスタートが切れている筈。
人生・生活の様々な場面で、何度でもそういう体験を誰もがしているのではないでしょうか。
その繰り返しだからこそ、勉強には終わりがないのかもしれませんね。
「知るは楽しみ」と心に刻み、「己を知る」ために「何でも学んでやろう」と思います。
お楽しみ様でした。

「知るは楽しみ」と心に刻み、「己を知る」ために「何でも学んでやろう」と思います。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
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カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。
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