みんな違ってみんないい~伊達政宗の名言~
くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
自分と他者の考え方や物事に対する構えが違っていたらどうでしょうか、
そうした場合、他者を見習うのも自分を貫くのもいいと思いますが、どちらが良いということではなく、「こんな考え方、やり方があるんだ」と違いを受け入れられれば、お互いにとって学びや成長に繋がるような気がします。
昨日お話した「6つの気づき」にも通じることですが、
人としてカウンセラーとして大切なこと~6つの気づき~
くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。 ご訪問いただき、ありがとうございます。 私が、人として、カウンセラーとして、最も大切にしてい…
自分と価値観の合わない人や、自分を理解しない人とどう向き合うか?というところで大切とされているのが、御存じ「エリック・バーンの4つの基本的構え」ですね。
①私もOK。あなたもOK。
②私はOKでない。あなたはOK。
③私はOK。あなたはOKでない。
④私もあなたもOKでない。
当然ながら、理想とされているのは①ですが、お互いを認め、理解する。みんな違ってみんないい。というこの心構えをきちんと持っている人はまだまだ少ないのが現状でしょう。
この心構えを多くの人が持っていれば、カウンセラーの出番もかなり少ない筈ですから。
因みに、自己肯定より他者肯定にバランスが偏りがちな私は、②の傾向が強い(他者と意見が違った場合、相手に従うことが多い)ということを自覚しています。
これは、あくまで、プライベートでの話で、クライエント様とは①の姿勢でしか向き合いませんが。
そして、何より多いのが②の方だ、と今までの経験から感じています。
だから、人間同士の相互理解が簡単には存在し得ないのでしょうね。
伊達政宗は、「まともでない人間の相手をまともにすることはない」という名言を残しています。
①の構えを理想として考えた時、一見③の構えにも取れるこの言葉に初めは違和感を覚えました。
しかし、よくよく考えてみますと、お互いを認め、理解することが大事であるなら、価値観が合わなかったり自分を理解しない相手のことはそれとして認め、それで思い悩むより、自分の生き方を極めればよい。ということではないかと言えそうです。
誰に理解されなくとも、自分は自分を認めて生きていく。私の信条でもあります。
これぞ、「私もOK。あなたもOK」ですよね。
みんな違ってみんないい。ということですね。
お楽しみ様でした。

お互いを認め、理解することが大事であるなら、価値観が合わなかったり自分を理解しない相手のことはそれとして認め、それで思い悩むより、自分の生き方を極めればよい。誰に理解されなくとも、自分は自分を認めて生きていく。他者に迷惑をかけたり、他者を傷つけさえしなければ、それでいいのではないでしょうか。
投稿者プロフィール

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カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。
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