自分の「強み」とは~いい意味での自惚れ~
くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
先日、自分の「強み」について語り合う機会がありました。
その時、何が「強み」か分からないと言われていた方に、その方をリスペクトした上で私はこう言いました。
「いい意味で人はもっと自惚れていいと思います」
人に何かの能力があるのも、そこに(その立場として)いるのも、何か意味がある。必然性がある。そんな気がするのです。
そう考えることで自然と「強み」の幅が広がる。思いもよらなかったことが「強み」として感じられる。ということもあるかもしれません。
「いい意味で人はもっと自惚れていい」
それも一つの考え方ではないかと私は常々思っています。
そして、その「いい意味での自惚れ」が自分の「強み」や「自己肯定感」の幅を広げてくれているような気がしています。
ただ…。
「いい意味で人はもっと自惚れていい」
確かに、一つの考え方としてあっていいとは思います。
但し、それは、無制限に好き放題に自惚れていいということではなく、自ずと限度があり、その分、厳しい自己評価も必要である。
その考え方が対にあって初めて「いい意味での自惚れ」が許されるのではないか、という気もするのです。
先日の語らいでは、そのことを付け加えるのを忘れていました。
私自身、自分の「強み」や存在の必然性については、なかなか自惚れた捉え方をさせてもらっていますが、その分、自己評価については、もしかすると、周囲の評価より低く見積もって考えているかもしれません。
そのための失敗も今までありましたので、「過度な自惚れ」や「厳し過ぎる自己評価」には要注意ということなのでしょうか。
一つの考え方として、「自惚れ」と「自己評価」のバランスを取りつつ自分を見つめることが大切だとも言えそうですね。
お楽しみ様でした。

「強み」や「自己肯定感」の幅が広がるという点では「いい意味で人はもっと自惚れていい」。但し、その分、厳しい自己評価も必要である。という気がします。一つの考え方として、「自惚れ」と「自己評価」のバランスを取りつつ自分を見つめることが大切だとも言えそうですね。
投稿者プロフィール

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