何でも試してやろう〜人生のお楽しみ〜

くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

「三色バックの謎(嘉門タツオ)」という唄をご存知でしょうか?

ふりかけの三色バックのことを歌ったもので、のりたま・たらこ・ごましおの中で、一番人気ののりたまとたらこに比べて、ごましおはどうしても残ってしまう。というごましおの不遇を嘆いています。

果たして本当にそうなのか?

私は、大学生の時に、実際に三色バックを買ってきて、自宅の食卓に置き、家族の反応から検証したことがあります。

結果は、唄の通りでした。見事にごましおだけ残りました。

それも、私が意識的にごましおを含めてまんべんなく食べていたのにです。

人間の習性の恐ろしさを思い知りました。

 

これは、歌に触発された小さな試みですが、当時、耳に入ってきた歌の内容を真剣に考え、検証に取り組んだことを、自身の物事への真摯な姿勢の証だと、今は誇りに思っています。

どんなに周囲にはつまらなく思われるかもしれないことでも、真摯な思いからの取り組みには、必ず何か得るものがある筈。一つの考え方として私はそう信じています。カウンセラーである今、人間心理の研究として実験データをとってみるのも悪くないかも、と思うくらいです。

 

先日も、同様に、とある人気店は今も行列に並ばないと買えないか?を検証するために実体験しに行き、今もそうだと確かめてきました。

聞かれたことに真摯に答えたいという欲求と自身の好奇心が満たされ、久方ぶりの有名店での買い物と家に持ち帰ってからの楽しみというおまけまでついてきました。

 

三色バックの件も、先日の件も、本来、検証する義務も必然性もなかったかもしれません。

しかし、唄に触発されたり、誰かに聞かれたり、きっかけはちょっとしたことでも、興味を持つ・知ろうとする・結果を得る。そうしたことで、今まで、いろんなことに触発されたり、いろんなきっかけで、いろんなことに取り組んできた一連の流れは、さながら「合格の向こう側の授業」にも思える、実に楽しく感じられるものでした。

義務や必然性以前に、心の奥にある「知りたい」「何でも試してみたい(楽しみたい)」というモノサシや欲求で動いていたのでしょう。

 

こうした自身の経験は、「本当の勉強とはどんなものか」「人生の楽しみとは何か」の回答の選択肢の一つになる。私は、そう思っています。

皆さんも、時には、心の隙間を、こうしたお楽しみで埋めてみられてはいかがでしょうか。

パズルの最後の一片のように、心にぴったりとハマる何かが人それぞれにきっとある。

私は、そう信じています。

 

お楽しみ様でした。

歌詞の検証のため、ふりかけの三色バックを数日食卓に置いておくことで、家族の中の一番人気はこれだと判明しました。どんなに周囲にはつまらなく思われるかもしれないことでも、真摯な思いからの取り組みには、必ず何か得るものがある筈。一つの考え方として私はそう信じています。

投稿者プロフィール

宇野謙一カウンセラー
宇野 謙一くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。

カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。

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