元気のバロメーター~様々な自己肯定~

くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

皆さんの元気のバロメーター(物事の状態を推測する目安や指標)は何でしょうか?

健康だったり、良好な人間関係だったり、趣味、安定した生活、その他、人それぞれ様々な基準をお持ちだと思います。

 

私にも、食欲(これさえあれば、少々体や心の状態が悪くても大丈夫=最悪の事態にはならないと確信しています)や阪神タイガースの勝利(家族の大きな問題を抱える中での一昨年の快進撃にはどれほど救われたことか。そして、今年もどれほど救われているか)、現状こうして(新しい出会いもある中で)活動できていることなど、いくつか挙げられることがあります。

そして、それ以上に大きく、且つ、私のみならず全ての人がバロメーターにすればいいのではないかと考えているのが、多くの方のブログなどで度々取り上げられている「自己肯定(自分を否定しない ※自分を厳しく見つめ評価することと否定することとは違うと思います)」です。

 

何度も病気や失職などの危機に立たされても、そこで倒れず這い上がって来た自分。

他にはない発想やキャラクターを持っている自分。

一生忘れられない(忘れてはならない)ほど一人の女性に愛された自分。

そして何より、今まで散々痛い目にあったり許し難い経験をしてきた苦々しい気持ちを、心理カウンセラーとしての今後へと昇華させている自分。

探せば他にもまだまだ出てくると思いますが…。

 

つまるところは、いろいろあっても、この世にまだ命あることを許され、生きていく権利・あらゆるチャンスを与えられている自分。

これは、誰にも否定しようがない、一人一人がそれぞれに自己肯定していいことではないでしょうか。

 

極端な話、「自分は大した(立派な)人間ではない」「自分には自信がない」などと臆することなく言えることも、「自分を厳しく見つめている」「他者や物事に対して真摯で誠実である」「嘘や飾り気がない」と大いに自己肯定していい。ネガティブな発言だと捉えて良く思わない方もおられるようですが、その発言は決して間違ってなどおらず、むしろ、傲慢な人間でいないために当然あるべき姿勢である。そう考えられることがあってもいいのではと思います。

自分を良く言ったり見せたりするだけが自己肯定ではない。

傲慢な人間や自分がそんな人間になることを忌み嫌っているだけに、一つの考え方として、そう思わずにはいられません。

 

いずれにせよ、真摯に自分と向き合う中で、適切に自分を評価し(私が日頃口にしている「人は、いい意味でもっと自惚れていいと思う」は、これに近いところがあります)、そこでの自己肯定を元気のバロメーターとする。

それは、誰にでもできることではないか。私はそう思います。

 

体の健康は心の健康から。

そう考えると、「攻撃は最大の防御なり」のように、「自己肯定は最大のメンタル不調の予防なり」と言えるかも知れませんね。

 

自己肯定も含めたそれぞれのバロメーターを把握し、みんなが元気でいられること。

そのバロメーター探しのお手伝いができること。

そうしたことで誰かのお役に立てれば何よりだと思っています。

 

お楽しみ様でした。

食欲と阪神タイガースの勝利、そして、「何度も苦境から這い上がった自分」と「一生忘れられないほど一人の女性に愛された自分」の自己肯定が私の元気のバロメーター。この世で生きていく権利・あらゆるチャンスを与えられている自分。これは、誰にも否定しようがない、一人一人がそれぞれに自己肯定していいことではないでしょうか。だとすると、体の健康は心の健康からと考えた時、「自己肯定は最大のメンタル不調の予防なり」と言えるかも知れませんね。自己肯定も含めたそれぞれのバロメーターを把握し、みんなが元気でいられることを心から願っています。

投稿者プロフィール

宇野謙一カウンセラー
宇野 謙一くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。

カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。

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