教えない押し付けない〜みんな違って当たり前〜

くれたけ心理相談室 大阪支部心理カウンセラーの宇野謙一です。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

人に「教えてあげる」というような態度や「ここはこうしていればいい」と自分の意見を押し付けるようなことは私は嫌いです。人に「教えてあげる」というような態度や「ここはこうしていればいい」と自分の意見を押し付けるようなことは私は嫌いです。

今も尚、そうした接し方をされる方に考え方を否定されたり、理不尽とも言える批判を浴びせられることも正直あります。

そのような経験は、誰にでも多かれ少なかれあることで、私としては、自分がそうならないよう、反面教師にさせてもらうまでですが。

 

私は、そんな柄ではないと厳しく自己評価していることもありますが、ブログやカウンセリングにおいて「教えようとしない」ように自分を律しています。参考までにエピソードトークとして経験を語ることはあっても、それを読んだり聞いたりされた方々が何を思い、あるいは何を学ばれるかは、個々の判断に委ねています。知っていることを知識としてお伝えしたり、あくまで一つの考え方としての意見を提示はしても、明確な回答として断言したり、各所で「〜なさってくださいね」と発信したりは決してしませんし、自分の関わりに対する相手の反応が理想通りでないからと言って「ここはこれでいいのでは?」とあの手この手で望む方向へ誘導することも当然あり得ません。これはあくまで私個人の考えであり、人としてのあり方ですが、少なくとも私は、自分自身にそのような態度を許していません。

たくさんの方々がブログその他で様々なことを発信されておられますが、「伝える」ではなく「教える」内容や、発信者の思う方向への誘導(意見の押し付け)になりかねない表現になっていないか、自分への戒めも含めて考えずにはいられません。

 

人は一人一人違っており、誰もが尊重されるべき存在。

みんな違って当たり前。

そう考えると、本来、誰が誰に対しても、人として(仕事や勉強などは別として)意図的に何かを教えたり、自分の意見を押し付けるようなことはあってはならない。

一つの考え方として、私はそう信じています。

 

「戦争を知らない子供たち」が若いアイドルの方たちの歌唱でカバーされ、近日中に配信されるそうです。

 

1970年当時の歌詞にある「(男性の)髪の毛が長いと許されないなら」を時代に合わせて「みんなと違うと許されないなら」に変更しているとのこと。その方が今の時代にはしっくりきそうですし、正に(私を含めて)多くの方々が苦しんでいることを率直に歌っていて、私はいいなと思います。

 

「自信がない」「自分は立派な人間ではない」

 

傲慢な人間になるまい。物事に誠実に向き合いたい。そうした真摯な思いで自分を厳しく評価する人間のこんな真剣な発言すら、「あり得ない」「自分に不利益(それは本人の価値観が決めることではないでしょうか)」と否定されたり批判されることがある(ある方の体験談として聞いたことがあります)今の世の中にあって、これからの若い方たちが「みんなと違うと許されないなら」と歌に込めて発信するのは大変意義のあることではないでしょうか。

 

教えない。押し付けない。みんな違って当たり前。

そういう考え方があっていい筈。

一つの考え方として、私はそう信じ、実践していこうと固く決意しています。

 

お楽しみ様でした。

「教えてあげる」というような態度や「ここはこうしていればいい」と自分の意見を押し付ける。少なくとも私は、自分自身にそのようなことを許していません。人は一人一人違っており、誰もが尊重されるべき存在だと考えると、誰が誰に対してもそのような態度は許されない。私はそう考えています。今回、「戦争を知らない子供たち」が若い方たちの歌唱でカバーされるにあたって、歌詞の一部が「みんなと違うと許されないなら」に変更されているのは、今の時代を反映した大変意義のあることだと思います。傲慢な人間にならないための真剣な発言すら「あり得ない」「自分に不利益(それは本人の価値観が判断することでは?)」と否定や批判をされる風潮にあって「教えない。押し付けない。みんな違って当たり前」だと信じ、実践していきたいと固く決意しています。

投稿者プロフィール

宇野謙一カウンセラー
宇野 謙一くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。

カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。

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