好感を 抱かれてこそ 報・連・相 〜潰される心〜

くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

━「コミュニケーション」とかけまして、

━「風船」と解きます。

━空気がないと膨らみません。

先日来、私が何度かお伝えしている【なぞかけ】です。

単なる思いつきではなく、長年感じ続けていることをこうした形で表現しています。

 

私が日頃から人として心がけていることの一つが、「『こんな人がいるところにはいたくない』と思われる人間にならない」ということです。

もしも、職場などで誰かにそう思われたとしたら、それは、その人の心を潰す危険につながる。もしくは既に潰している。こう考えなければならないと思っています。

既に浅いと言うには無理がある人生経験の中で、私自身が「こんな人がいるところにはいたくない」という思いを何度もし、何度も心を潰されては新たなフィールドで立ち上がるということの連続です。

 

好き好んで嫌な思いをしたい人はいないでしょうから、誰にでも、生理的に、ここで言う「こんな人」を避けようとするところがあり、それは嘘偽りのない人間心理として自然なことではないか。そういう考え方は確かにあると思いますし、心情的に理解できます。

 

心が潰れると、人は、健康や仕事、日常生活なと、様々な面で機能不全に陥ります。それは、「本来できる筈のことができなくなる」「(特に、ここで言う『こんな人』に対して)コミュニケーション(報・連・相)が悪くなる(避けたがる)」というところに特に顕著に現れるものだと経験上感じています。

 

このような状態に追い込まれた中で、「こんな人」からできないことを責められたり、「コミュニケーションが悪い」と言われることは、「こんな人」に心を潰されたと感じている側にとって恐らく心外でしょうし、人や状況によってどうあるべきかは異なりますが、一人一人が「こんな人」にならないよう心したいものだと思います。

 

「好感を 抱かれてこそ 報連相」

(人の心を潰さぬよう、警鐘を鳴らす俳句)

 

人の心を潰さない「好感をもたれる力」があってこその「報・連・相」ではないでしょうか。

少なくとも、私にはそう思えてなりません。

好感をもたれる力〜コミュニケーションは空気から〜 | 宇野 謙一 公式サイト(くれたけ心理相談室 大阪支部)

 

お楽しみ様でした。

【「コミュニケーション」とかけまして、「風船」と解きます。「空気がないと膨らみません」】。長年感じていることをととのえた「なぞかけ」です。「こんな人がいるところにはいたくない」と誰かに思われたとしたら、自分がその誰かの心を潰しかけている。もしくは既に潰している。そう考えなければならないでしょう。人の心を潰して機能不全に追い込まないよう、【好感を 抱かれてこそ 報連相】と心にきざみ、一人一人が「こんな人」にならないよう心したいものだと思います。

投稿者プロフィール

宇野謙一カウンセラー
宇野 謙一くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。

カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。

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