主観VS主観〜本当の意味を考える〜
くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
人が誰かと話す時、必ず「主観」が入ります。
「主観」とは、認識や行動の主体となる、個人の視点や感情・経験・価値観などに基づいた、独自の見方や解釈のことで、相手との間の今現在の世界観を理解し解釈するための基盤であり、個人の人間的・精神的要素に大きく左右されるようです。
2人きりだろうと、集団の中だろうと、人は必ず、自分一人のものの見方や感じ方による「主観的な考え」で話をしていると考えられます。
従って、一人一人異なる「主観」で相手と向き合うことで、たとえ相手のことを労って言った言葉であっても心ならずも相手を傷つけてしまうことがあるようです。
人と話すこと自体が、自分が傷つくこと、或いは人を傷つけることとイコールになってしまう。
カウンセラー・指導員として、今、それを肌で感じています。
特に、相手の事情を気遣って放った言葉が相手にとって一種の排斥行為と感じるものだった場合、そんなつもりはなかったなどという言い訳は通用しないだけに下手をすればお互いに傷ついてしまうことになりかねません。
人間同士の会話が「主観と主観のぶつかり合い」だとすれば、お互いに相手の気持ちを理解できているか、というところの確認が大切なのですね。
お互いに相手に対して善意しかなく、裏切りや傷つける意図がない。という気持ちの確認でもあると思います。
「主観」の奥に潜む相手の「モノサシ」を考え、その言葉の本当の意味に思い至る。
そういう心構えを忘れずにいたいと自分に言い聞かせています。
ご静読ありがとうございました。

人が誰かと話す時、必ず「主観」が入ります。従って、人と話すこと自体が、自分が傷つくこと、或いは人を傷つけることとイコールになってしまう。今、それを肌で感じています。特に、相手の事情を気遣って放った言葉が相手にとって一種の排斥行為と感じるものだった場合、そんなつもりはなかったなどという言い訳は通用しないだけに要注意ですね。相手の「主観」の奥にある「モノサシ」を考え、その言葉の本当の意味に思い至る。そういう心構えを忘れずにいたいと自分に言い聞かせています。
投稿者プロフィール
- くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
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