気づきの麻辣湯〜自分は自分〜 

くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

みなさんは、麻辣湯を食べたことがありますか?
私は名前だけ知っていてまだ口にしたことはないのですが、大変に辛く、人によっては体調に影響することもあるようです。

ダイエットや健康を意識したヘルシー志向の食事として若い女性を中心にブームとなっているそうで、それに乗っかって、お友達と一緒に試してみる方もおられることでしょう。

そうして相手に合わせて行動した結果、自分に合わずに大変な思いをすることもあるのではないかと思うのですが、そうしてみると、たとえ親しい相手とでも何もかもを同じに考えたり感じられたりする訳ではなく、「善意の押し付け」と同じように、受け入れる苦しさもあるかもしれませんね。

親しい相手と、お揃いのものを使ったり、同じ映画や音楽を鑑賞したり、同じものを食べたり、いろんな感覚を共有することの楽しさは私も知っています。
しかし、何もかも他者と感覚が一致するなどよほどのことがない限り考え難く、どこかに、「物事」ではなく「相手と合わせること」を楽しもうとする自分もいるような気がします。

本来の自分に立ち帰ってみれば、たとえ親しい相手と同じ感覚を共有しようとしても、観るのに抵抗がある場面。好みでない音楽。口や体に合わない食べ物。そういったものが必ずあるのではないでしょうか。

自分は自分。
価値観や個性はそれぞれのもので、無理に他者と比べたり合わせようとすることで悩みやストレスになることもあると思います。

他者との様々な共有も大切にし、楽しみながら、同じように自分自身を尊重し、バランスのとれた無理のかからない関係性を誰とでも築きたいものですよね。

お楽しみ様でした。

親しい相手といろんな感覚を共有する楽しさは私も知っていますが、どこかに「物事」ではなく「相手と合わせること」を楽しもうとする自分もいるようです。自分は自分。価値観や個性を無理に他者と比べたり合わせようとすることは悩みやストレスにもつながります。他者と同じように自分自身を尊重し、バランスのとれた無理のかからない関係性を誰とでも築きたいものですよね。

投稿者プロフィール

宇野謙一カウンセラー
宇野 謙一くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。

カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。

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