続・小さなことからコツコツと~スモールステップ~ 

くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

小さなことからコツコツと~大事の前の小事~ 

くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。 ご訪問いただき、ありがとうございます。   「大事の前の小事」ということわざがあります。 大きな…

昨日の↑に続いて、「小さなことからコツコツと」のお話。

カウンセリングにおいても、仕事その他の日常生活においても、殆どの場合、誰もが、最終的な大きな目標に向かって、先ずはできることから段階を踏んで一つ一つクリアしていくことを考えるのではないでしょうか。

どんなに優れた人であっても、人1人にできることには限度があると思うのです。

だから、「大きなことはできませんが、小さなことからコツコツと」が大切だし、人々の心に響いて受け入れられているのでしょう。

所謂、「スモールステップ(大きな目標を達成するために、目標を細かく分割し、簡単な内容から段階的に達成していく手法)」ということですね。

小さな成功体験を積み重ねることで、自信をつけ、モチベーションを保ちながら最終目標に到達する。成長のプロセスとしては理想的であるような気がします。カウンセリングやビジネス、人材育成など幅広い分野で役立つとも言われます。

①最終目標を決める(具体的な最終目標を設定)→②目標を細かく分ける(達成までの道のりを小さなステップに細分化)→③一つずつこなす(一つずつ着実に実行)、という手順で小さな成功体験を積み重ね、達成感の獲得しモチベーションの維持や自己肯定感だけでなく、課題の明確化にもつながることでしょう。具体的で行動に移しやすい内容にし、時間と労力を厭わずる着実に進めることが、結局は成功への近道。やはり、「小さなことからコツコツと」なのですね。

私自身、今の仕事(障害者就労支援A型事業所の職業指導員)で利用者さんを指導する際にも、一般就労という大きな目標を前に、先ずは、目の前の小さな目標を一つ一つクリアすることと考え、無理のない範囲で達成感を得られ、自己肯定感の中でモチベーションを維持しながら勧められるよう努めています。小さな目標でも、達成した時の充足感や成功体験を分かち合う喜びはまた格別ですね。

処理能力が優れている(これをもって「仕事ができる」とは言いません)人の中には、自身にも他人にも「小さなことからコツコツと」を怠り、最初から高い山に登ったり登らせようとする方も少なからずおられるということを私は自分の経験で知っています。登れない相手には容赦ない罵声を浴びせ、モチベーションも自己肯定感も壊してしまう。そんな「スモールステップ」を無視した愚かなやり方を何度も見てきましたし、今も見ています。これでは人は育つどころかその人のせいで潰されてしまう。「百害あって一利なし」です。

「大きなことはできません。小さなことからコツコツと」
この原点を大切に、「スモールステップ」で一歩一歩着実に歩む先にこそ、大きな目標達成や成功がある。決して行き急いではならないし、途中で油断してもいけない。勿論、他人を見下したり貶めるなど言語道断。「ウサギとカメ」がいい例でしょう。

「大きなことはできません。小さなことからコツコツと」(西川きよし)
「偉そうな理論は言いません。理論より痛みを知るピュアな心からコツコツと」(宇野謙一)
やはり、どちらも大切なのですね。

お楽しみ様でした。

どんなに優れた人でも1人の力には限界がある。だから「大きなことはできませんが、小さなことからコツコツと」が大切で、人々に受け入れられているのでしょう。小さな成功体験を積み重ねることで、自信をつけ、モチベーションを保ちながら最終目標に到達する。成長のプロセスとしては理想的ですね。「小さなことからコツコツと」を大切に、「スモールステップ」で一歩一歩着実に歩む。行き急ぎや油断、他人を見下したり貶めるなど言語道断。「ウサギとカメ」がいい例でしょう。「大きなことはできません。小さなことからコツコツと」(西川きよし)。「偉そうな理論は言いません。理論より痛みを知るピュアな心からコツコツと」(宇野謙一)。やはり、どちらも大切なのですね。

投稿者プロフィール

宇野謙一カウンセラー
宇野 謙一くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。

カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。

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