離れても好きな人〜思いやる心〜

くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

私事ですが、私は今、殺伐とした日々の中で、ある方の「見返りを求めず純粋に人を思いやる心」に他大な恩恵を受け、その心をリスペクトしています。

常に近くにあって言葉や心を交わし、互いの様々な不調にも向き合える関係でいられるその方に日頃どんなに癒され、物理的・精神的な支え合いを涙が出そうになるほどありがたく思っているか分かりません。

「多重関係の禁止」だの「他者との適切な距離感」だの、「正論による無理解」からよく思われないことも多いと思いようですが、このような「人を思いやる心」は、私たちの誰もが持ちうる、そして、持っていたい、持たねばならない大切な感情ではないでしょうか。

何故、人を思いやることができるのか?

これは、自分自身につらく苦しかった経験があることで同様の苦しみを持つ人を理解できたり、他者と深く関わるほどに相手の様々な感情を共有し、共感できるようになる、ということでもあるようです。

人を思いやることで互いに協力し合えたり、組織や集団の中での和を保てることにもなると思います。

生きていく上で、自分自身や大切なものを守るためにも欠かせない要素だとも言えそうですね。

♫人は悲しみが多いほど 人には優しくできるのだから

私たち2人の関係性や背景を振り返ると、それがその通りだとよく分かります。

そして、その心は、どこにあっても、たとえ離れても変わらないものだということも。

「思いやる心」を大切に、1人でも多くの「離れても好きな人」がいること、自分が誰かにとってそういう存在であることは、人が人であることの大きな意味であり、喜びなのではないでしょうか。

そう思うと、あらゆる苦しみや恵まれない人生も「幸せの前フリ」なのかもしれませんね。

お楽しみ様でした。

「他者関係の禁止」だの「他者との適切な距離感」だの、「正論による無理解」からよく思われないことも多いですが、物理的・精神的に支え合う「人を思いやる心」は、誰もが持たねばならない大切な感情ではないでしょうか。♫人は悲しみが多いほど人には優しくできるのだから。その通りだと思います。「思いやる心」を大切に、1人でも多くの「離れても好きな人」を持ち、自分も誰かにとってのそういう存在でありたいものだと思います。

投稿者プロフィール

宇野謙一カウンセラー
宇野 謙一くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。

カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。

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