忘れ得ぬ震災~今の自分に言えること~

くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

あの阪神・淡路大震災から31年経ったのですね。

1995年(平成7年)1月17日午前5時46分52秒に発生した兵庫県南部地震によって引き起こされた大規模な地震災害。

昨年の大阪万博会場から近い私の実家近辺も、この地震の影響を少なからず受けました。

大きな揺れで目を覚まし、まさかそんな大事だとは思わず、出勤すべく最寄り駅に行くと運行休止。

訳も分からず家に戻ったところで漸く事の重大さが耳に入ってきたのです。

後は、1日中てんやわんやでした。

取り敢えず職場に欠勤の電話を入れ、午前中は、水道管が破裂したとかでやって来た給水車まで妹と何度も往復で水を受け取りに行ったり、妹の婚約者(今の夫)その他の方々からのお見舞いの連絡に対応したり、何かと忙しく過ごしたものでした。

前日まで三連休で、まだもう1日くらい休みたいなと思っており、その願い自体はかなったのですが、予想の遥か斜め上を行く形に、当たり前ですが、心が休まらない複雑な気持ちでした。

私たちはその程度で済みましたが、兵庫県全体で生じた多大な人的被害・家屋被害・交通機関の被害は、今もあらゆる形で残っているようです。

後に東日本大震災や能登半島地震も発生し、それぞれが人々に大きな影響を与えていますが、いずれの当事者でもない私に語ることが許されるのは、この時のことだけだと思っています。

この当時は、まさか同じような悲劇が後に何度も起きたり、ましてや自分が人の様々な心への寄り添いが求められる心理カウンセラーになるなどとは考えもせず、仕事で扱っていた「水のいらないシャンプー」の在庫がなくなったことや、報道で知るその後の進展やボランティアの様子などを通じて、地域住民として間接的に関わるだけで、何の力にもなれない、厳しく言えばなろうとしない自分を良く思っていませんでした。

とは言え、その間接的な関わりから、あらゆることに一喜一憂し、命の重さや人間の底力に何かを感じていたのも紛れもない事実です。

この年の暮れに公開されたシリーズ最後の「男はつらいよ 寅次郎紅の花」の冒頭でこの震災の様子が描かれ、ラストシーン(この作品のみならずシリーズそのものの)が、復興に向けて強く生き続ける被災地の人々と寅さんとの明るい再会であったことが心に強く刻み込まれているのがその証。

繰り返しますが、明確な被災体験を持たず、阪神・淡路大震災の影響も殆ど受けていない私に語ることが許されるその時のエピソードや思いは、これが限度だと思っています。

今の私に言えるのは、たとえ語るに足りない体験や思いでも忘れることなく、粗略に扱わず、自身の身を以て感じていない被災地の方々の気持ちにどう寄り添い、何ができるかを考え、実行に移すことは、自分にもできるということ。それが、これからのカウンセラーとしての活動にも必須だということくらいではないでしょうか。

今日この時、そうしたことをつくづく思います。

本当は、これだけ世界の平和が乱れ、天変地異による悲劇が繰り返される今の世の中で、それが最も大切ではないかと自分に問い続ける毎日です。

ご静読ありがとうございました。

あの阪神・淡路大震災から31年経ったのですね。昨年の大阪万博会場から近い私の実家近辺も、この地震の影響を少なからず受けました。とは言え、明確な被災体験を持たず、阪神・淡路大震災の影響も殆ど受けていない私に私に言えるのは、たとえ語るに足りない体験や思いでも忘れることなく、粗略に扱わず、自身の身を以て感じていない被災地の方々の気持ちにどう寄り添い、何ができるかを考え、実行に移すことは、自分にもできるということ。それが、これからのカウンセラーとしての活動にも必須だということくらいではないでしょうか。本当は、これだけ世界の平和が乱れ、天変地異による悲劇が繰り返される今の世の中で、それが最も大切ではないかと自分に問い続ける毎日です。

投稿者プロフィール

宇野謙一カウンセラー
宇野 謙一くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。

カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。

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