暗闇効果と肝試しの想い出~状況で変わる~ 

くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

今日投稿した謎かけがこちら。

【ととのいました 2026年3月10日】

「暗闇効果」(暗い場所では不安で相手に近づく)とかけまして、
「慌ててする家事」と解きます。
その心は?
「判断力が鈍ってありえないせんたく(選択・洗濯)をすることがあります」
うのっちです💯😁

<肝試し手を離さない女の子>
小6の林間学校の肝試し。男女ペアを組んで行くルールでした。
ペア決めの時から本番直前まで私を嫌がっていたペアの女の子。
怖い話を聞いた帰り道、「離さんといてや」と私の手を握って
離さないその子を見て、「女性ってこうなの?」と思いました。
まだ世間を知らない小学生には、そう映ってしまったのですね。

暗闇という視覚が心許ない不安な状況下で、他者との距離が縮まり、親密な関係になりやすい心理現象と言われる「暗闇効果」。

「一目惚れされた」経験のない自分にも、「人は状況で変わる」のが世間だと教えられた上記のような複雑な体験があります。

時期外れな話ですが、「暗闇効果」にまつわるエピソードということで悪しからず。

概要は上記の〈肝試し手を離さない女の子〉にある通りです。
件の肝試し、ペア決めは生徒自身で行い、基本的に女生徒が相手を指名することで決まっていきました。
ところが、私だけ誰からも指名がなく、加えて、一人だけ相手を指名していない女生徒がいたため、「だったら二人が組めばいい」と周囲に言われてやむを得ず組んだペアでした。
思えば、彼女には「異性とペアを組みたくない」気持ちがあった上に相手が私だったことで余計に拒否反応があり、実際の肝試しで怖い話を聞くまで、ペアで動くことも相方が私であることも受け入れられなかったのでは?という気がしますし、私は私で、ただでさえ誰からも指名されなかったことを情けなく思っているところへ、残った者同士で「仕方なく」組んだペアの相手から徹底的に嫌がられたことで、自分自身ではなく相手を肯定する気持ちがなかったのでは?と思います。

ところが、フタを開けてみれば、怖い話を聞いて帰りの夜道が怖くなったらしく、「離さんといてや」と散々嫌がっていた私の手を握って離さない。

これで、この件をきっかけに。二人の距離が縮まった、交際が始まった、などという展開になっておれば、これぞまさに「暗闇効果」。

しかしながら、残念なことに、この件においては、そうはならず、私の側からみれば、「状況で変わる」彼女のあり様を「女性ってこうなの?」と自分の都合で態度を変えるという不快なものとして受け取り、「これが世間というもの」と一つの人生勉強になっただけでした。

「状況で変わる」のは、「暗闇効果」だけではなく、それこそ「大人の事情」と呼ばれる何らかの都合によってどこででも見られることです。私の経験においても、本来そうあるべきことが「大人の都合」という都合で間違った「状況で変わる」をしているのを嫌というほど見てきましたし、今も見続けています。

大切なのは、「状況で変わる」ことのないブレない自分でいること。誰かや何かが「状況で変わる」ことがあっても、肝試しの時の私のように不快なものとしてのみ受け取らす、状況を冷静に見据えて受け入れるところは受け入れる柔軟性を持つこと。

いずれにせよ、「暗闇効果」で心の距離を縮めることは私は本来あまりしたくありませんが、この先の人生において他者との親密な関係を求めるなら、あらゆる機会を逃さないという意味で念頭においておくのも良きかな良きかな。

お楽しみ様でした。

暗闇という視覚が心許ない不安な状況下で、他者との距離が縮まり、親密な関係になりやすい心理現象と言われる「暗闇効果」。人は「状況で変わる」ことを教えてもくれます。大切なのは、「状況で変わる」ことのないブレない自分でいること。誰かや何かが「状況で変わる」ことがあっても、状況を冷静に見据えて受け入れるところは受け入れる柔軟性を持つこと。いずれにせよ、この先の人生において他者との親密な関係を求めるなら、「暗闇効果」も良きかな良きかな。

投稿者プロフィール

宇野謙一カウンセラー
宇野 謙一くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。

カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。

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