関われないもどかしさ~傍観者効果~
くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
クイズ番組で、時々、解答者の誰もが答えられない問題に画面の向こうで正解している自分がいます。
そんな時、「この場に自分がいたら、一人だけ正解してたのに…」と歯がゆく思います。
そんなのは可愛い例で、日頃、思うように動けずに歯がゆく思っていることがあると思います。
物事がうまくいかないというのは、それをこなせないことだけではなく、思い通りに関われないというケースもあるでしょう。
多いのは、自分にもできるのに他人に先を越される(能力を提示できず、能力に対する正当な評価が得られないばかりか、低評価につながることすらあるでしょう)ことだと思います。
しかし、自分がそうなので意外とあるかも知れないと考えられるのが、自分にならできるのに集団の中で声を上げそびれて「誰一人動かない」中に入ってしまうこと。
何かあった時、他に多くの人がいると、率先して動かなく(動けなく)なる集団心理があるそうです。
「傍観者効果」というこの現象は、人が多いほど強くなる傾向があると言われます。
そして、責任の分散(「誰かが助けるだろう」と考える)・評価懸念(「恥をかく」「ネガティブな評価をされる」という不安から行動をためらう)・多元的無知(誰も動かないので「大したことではない」と思う)の3つの発生要因が考えられています。
更に、具体的な指示や「自分がやらねば」という」当事者意識が克服に有効だとも。
私の場合、自分が第一発見者やそれに近い状態では「傍観者効果」は発動せず、「自分にも役に立てることがあるかもしれない」時に思い通りに関われない傾向があるようです、
これは、3つの発生要因のうち、評価懸念(「余計な口出しをして」と思われるかも知れないという不安から行動をためらう)ように思われます。
もう一つ、人手が足りていると判断したら敢えて動かない、ということもあります、
自分にならできるのに集団の中で声を上げそびれて「誰一人動かない」中に入ってしまうこと。
「自分にも役に立てることがあるかもしれない」時に「傍観者効果」が発動すること。
集団の中で声を上げそびれることは、評価懸念につながっているとも考えられますが…。
自分のこの2つの「関われないもどかしさ」とはこういうことかと何となく腑に落ちた気がします。
皆さんはいかがでしょうか。
いざという時に行動を起こせるよう、また、適切な関わりで存分に実力を発揮できるよう、「傍観者効果」の学びが役立ちますように。
お楽しみ様でした。

何かあった時、他に多くの人がいると、率先して動かなく(動けなく)なる集団心理があるそうです。「傍観者効果」というこの現象は、人が多いほど強くなるとか。自分にとっての「関われないもどかしさ」とは、自分にならできるのに集団の中で声を上げそびれて「誰一人動かない」中に入ってしまうこと。それがどういうことかの答えが「傍観者効果」にあるという気がしています。
投稿者プロフィール
- くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
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カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。
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