誰もが先生~学びはどこにでも【明日への願い】~

くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

「優しさを失わないでくれ。 弱い者を労り、互いに助け合い、 どこの国の人たちとも友だちになろうとする気持ちを失わないでくれ。たとえその気持ちが何百回裏切られようと。 それが私の最後の願いだ」

1973年3月30日、この言葉を残して、「ウルトラマンA」が地球を去りました(要するに、最終回)。

 

大人になり、社会で様々な経験をし、カウンセラーとなっている今、この言葉の大切さと、如何にこの言葉と現実がかけ離れているかが分かります。

 

メンタルケアもカウンセリングも「優しさを失わない。 弱い者を労り、互いに助け合う」は大前提の考え方です。

本来、メンタルケアやカウンセリングが求められる世の中というのは、それだけ悩みや苦しみが多いということで、歓迎されることではないと思います。

医者や警察官、カウンセラーなどが忙しいことも、その仕事の性質上、好ましいとは言えないでしょう。

しかし、この「ウルトラマンA」の願いがおざなりにされている限り、メンタルケアやカウンセリングが求められ、カウンセラーの仕事も絶えない筈です。

 

特に、心しなければならないのは、「どこの国の人たちとも友だちになろうとする気持ち」を「どんな相手とも理解し合おうとする気持ち」に置き換え、「たとえその気持ちが何百回裏切られようとも」、その気持ちを忘れないことでしょう。

「自分を理解してほしい」という気持ちは誰にでもあるでしょう。

つまり、自分と同じその気持ちが相手にもあるということです。

それなのに、その前提に立たず、お互いに自分の気持ちばかり尊重して言い募る。

それが、相互理解を妨げているのかもしれません。

また、人によっては、性急に答えを求め、一度でも裏切られると全てを信じなくなる、という傾向もあるようです。

 

人と人との問題は、時間を経て様々なことが積み重ねっていることが多く、一朝一夕に答えが出るものではない、ということをカウンセリングその他の相談から感じることがよくあります。

そのため、性急に答えを求めず、一度の裏切りで全てを決めつけたり諦めたりしない。そういう根気も必要だと、関わっていて思います。

 

「優しさを失わない。 弱い者を労り、互いに助け合う」

これは、メンタルケアやカウンセリングのみならず、人が生きていく上で絶対に持ち続けなければならない考え方。

私は、そう信じています。

 

「優しさを失わないでくれ。 弱い者を労り、互いに助け合い、 どこの国の人たちとも友だちになろうとする気持ちを失わないでくれ。たとえその気持ちが何百回裏切られようと。 それが私の最後の願いだ」

今も、毎日このブログを書いている私の傍らで、この言葉とともに、「ウルトラマンA(の写真)」が見守ってくれています。

そして…。

「優しさを失わない。 弱い者を労り、互いに助け合う」「たとえ何百回裏切られようとも、どんな相手とも理解し合おうとする気持ちを失わない」。これが、明日のエースを目指す私の誓いであり、願いです。

 

お楽しみ様でした。

「優しさを失わない。 弱い者を労り、互いに助け合う」「たとえ何百回裏切られようとも、どんな相手とも理解し合おうとする気持ちを失わない」。これが、明日のエースを目指す私の誓いであり、願いです。

投稿者プロフィール

宇野謙一カウンセラー
宇野 謙一くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。

カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。

コメントはお気軽にどうぞ