視点を変えて見る(リフレーミング)〜転勤と解く〜

くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

「子供が生まれてから妻がかまってくれなくなった」

「妻(夫)と一緒にいることが我慢ならない」

こういう話をよく聞きます。

 

私には妻子がありませんが、できれば視点を変えて、

「子供が生まれてから、『育児』という共通の目的・仕事ができたことで、夫婦での会話や共に過ごす時間が増えた」

「いろいろあっても、夫婦となった縁を大切に、死ぬまで一緒にいたい」

といきたいものだといつも思っています。

 

視点を変えることでネガティブに捉えていた自身の状況をポジティブに捉え直すきっかけになったりする。

先日、カウンセラーの先輩の方がこう言われていました。

私も全く同感で、この「視点を変えて(リフレーミングして)考える」ということが大切だなと感じています。

 

かまってくれない→共通の目的・仕事ができたことで夫婦の会話や一緒の時間が増えた

一緒にいるのが嫌→いろいろあっても縁は大切

これもリフレーミングの一つで、視点を変えることで最初の言葉がネガティブからポジティブに変わったのではないでしょうか。

 

たとえば、

仲の悪い同僚がいる→他の同僚とはうまくいっている(誰とも仲良くできない訳ではない)

面接試験に落ちた→評価は水物。相手の評価が全てではない。相手に見る目がなかっただけ

というようなことも言えるのではないかと思いますし、カップルや夫婦で悩みや問題が生じるのは相手がいればこそ。望んでも得られない人も多い中、広い世界で二人がパートナーとしての縁を紡げたという幸せが前提にあると考えれば、本当にネガティブな状況をポジティブに捉え直せるかもしれません。

 

もう半分しかない→まだ半分もある

パートナーがいない→一人の自由を満喫できる

 

こうしたリフレーミングを様々な場面で上手に用いることがカタルシス(心の浄化)につながればいいなと願っています。

 

終わりに「カウンセラーなぞかけ」をどうぞ

─「リフレーミング」とかけまして、「転勤」と解きます。

─「別のしてん(視点・支店)に移ります」

 

お楽しみ様でした。

子供が生まれたということは「育児」という共通の目的・仕事を持つことで夫婦の会話や一緒に過ごす時間は却って増えるのではないかと思うのです。視点を変える(リフレーミングする)ことでネガティブな状況をポジティブに捉え直せる。これは非常に大切なことではないかと考えており、様々な状況を上手にリフレーミングすることでカタルシス(心の浄化)につながればいいなと願っています。

投稿者プロフィール

宇野謙一カウンセラー
宇野 謙一くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。

カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。

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