寅さんに学ぶ〜何のために生きる〜

くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

「あぁ、生まれてきて良かったなって思うことが何遍かあるじゃない。そのために人間生きてんじゃねえか」

ご存知の方も多いと思いますが、これは、私の敬愛する人物の1人、車寅次郎氏(寅さん)が、甥の満男に「人間は何のために生きているのかな?」と尋ねられた時に答えた言葉です。

これ以上の答えはないほどの名言だと思います。

 

私は、これまでにまだ、生まれてきて良かったなと思ったことはなく、単純に、死にたくないから生きているつもりでいますが、せめて死に際に「何かを成し遂げた」と思える人生でありたいと望んでおり、これがこの寅さんの言葉とイコールなのかもしれないと考えさせられるところがあります。

 

寅さんの名言はたくさんあって、いろいろ学びたいと思っていたところに、自宅の本棚に「寅さん語録」を発見。

 

人間は、目の前に材料が揃っていながら、その存在を見落としたり、活かし方を知らなかったりで、無駄にしてしまう(宝の持ち腐れ)ことが多いもの。

これが最初の学びでした。

私にとっては、こうした学びを続けて、「死に際に充足感を得る」ために生きていると言える気がします。

このようなことで、「何のために生きるか」の明確な答えをお持ちの方にも、そうでない方にも、寅さんの数々の名言は心に響くのではないかと思います。

 

閑話休題。

 

寅さんは甥に冒頭のような素晴らしい言葉を言えたというのに、私は姪に叔父らしいことは何も言えていません。

唯一、難関企業に就職が決まったと報告を受けた時、「自慢してね」と言われたので、「偉いのも、自慢できるのも、君自身だけであって、私ではないよ」と優しく答えたくらいですが、これって名言にならないでしょうか?

 

お楽しみ様でした。

「生まれてきて良かったと思えることが何度かある。そのために人間は生きているのではないか」という寅さんの言葉は、誰の人生にも当てはまる名言ではないかと思います。私が死に際に「何かを成し遂げた」と思える人生でありたいと望んでいるのとイコールなのかもしれないと考えさせられるところもあります。私も寅さんのように姪に何か言葉を残したいものですが、「(難関企業に就職できたことで)偉いのも、自慢できるのも、君自身だけであって、私ではないよ」と伝えた言葉は名言にはならないでしょうか?

投稿者プロフィール

宇野謙一カウンセラー
宇野 謙一くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。

カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。

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