失言放棄〜人を傷つければ自分も傷つく〜

くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

言葉というのは怖いもので、旅人のコートを脱がす太陽にも、良きも悪きも深々と突き刺さるナイフにもなります。人を救いもすれば殺しもします。

 

「体の傷は治っても、心の傷は治らない」とまで言われるほど、どんな武器・兵器よりも殺傷力が高いかもしれません。

 

数日前、昼休みに利用者さんと冗談を言い合う中で、「そんなこと言うなら、昼から質問はなしってことで(笑😁)」と言ったことがありました。

 

すると、午後からの仕事始めの際に、「さっきは失礼なこと言ってごめんなさい。昼からもよろしくね」とその方が言ってきたのです。

 

もちろん、冗談の上でのことで、失礼だの質問はなしだの思いもしないことですが、自分の口からは自然に「困らせるようなことはしない」「人を傷つければ自分も傷つく」という言葉が出ていました。

 

たとえ100%自分が正しいという自信があっても、その時々で相手にとった態度や言い放った言葉を思い返し、相手の立場になって考えることで、相手を傷つけたという気持ちになって自分が傷ついたという経験を度々してきたからかもしれません。

 

自分が傷つけられた時より、傷つけたと感じた時の傷の方がはるかに大きい。

傷つける人間より、傷つけられる人間でいる方がいい。

嘘偽りのない本音です。

 

仕事や日常のコミュニケーションを通して気心の知れている間柄であるとは言え、言葉には気をつけ、人を困らせたり傷つけかねないことは言うまいと、改めて「失言放棄」を誓った出来事でした。

 

お楽しみ様でした。

言葉というのは怖いもので、人を救いもすれば殺しもします。「体の傷は治っても、心の傷は治らない」とまで言われるくらいです。自分が傷つけられた時より、傷つけたと感じた時の傷の方がはるかに大きい。傷つけるよりも傷つけられる人間でいたい。言葉に気をつけ、人を困らせたり傷つけかねないことは言うまいと、改めて「失言放棄」を誓っています。

投稿者プロフィール

宇野謙一カウンセラー
宇野 謙一くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。

カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。

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