評価は水物〜気にせず自分を貫いて吉〜
くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
最近よく思うのが、「評価は水物」だということ。
「評価とは、水のように形がなく、常に変わり得る不安定なもの」という考え方で、私自身は、これに基づいて、その時々の様々な形での自分の評価をそれほど正しいものとして認めていませんし、事と次第によっては異も唱えます。
そもそも、評価は、評価する人・運・状況といったものに影響を受けやすい不安定なもの。
それぞれに異なる試験官の基準で合否が変わる面接試験などは、その最たる例でしょう。
私自身、これには何度も苦い水を飲まされていますし、その評価は間違いだと明確に否定・抗議したこともありますが、その時につくづく感じたのは、背景や実績、隠れた努力を認識していない他人の評価がいかにいい加減で当てにならないかということです。
他人の評価に一喜一憂し、今の立ち位置の意味を正確に理解せず、それが不安だから、気に入らないからと放棄したくなることも時にはあるかと思います。
私自身、今まで何度もそんなことがありましたが、そうしなかったのは、それがあまりにも短絡的で我儘な考え方ではないかと思ったからでした。
他人の評価は所詮水物。
気にすることなく、自分の仕事や成すべきことに集中する意識を持つことは、評価に納得できない場合にまず必要な構えではないでしょうか。
また、立ち止まって振り返り、自分を見つめ直して、いかなる評価や環境・状況の変化を受け入れる柔軟な姿勢も時には必要かもしれません。
そして何より、「人は、良い意味でもっと自惚れていい」ということ。
実力に関係ない環境や条件によるものだったり、そもそも間違っているかもしれない他人の評価より、私は自分を信じます。
自分が自分を認めないでどうする?
それで他の誰が認めてくれる?
そんな気持ちもあります。
人は、良い意味でもっと自惚れていい。
水物の評価を気にせず、自分を貫いて吉。
そう思います。
ご静読ありがとうございました。

評価は、評価する人・運・状況といったものに影響を受けやすい不安定なもの。気にせず自分の仕事や成すべきことに集中する。いかなる評価や環境・状況の変化を受け入れる柔軟な姿勢。「人は、良い意味でもっと自惚れていい」と自分を信じる。水物の評価を気にせず、自分を貫いて吉。そう思います。
投稿者プロフィール
- くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
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カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。
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