隠し事のない自分へ〜疚しさからの脱却〜
くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
毎週楽しみに観ている再放送の「太陽にほえろ!」。
先日、「罠」という回で、山さんが犯人にこう言っていました。
「お前は俺には勝てない。それは、俺がお前より頭がいいからじゃない。(中略)お前には隠さなきゃならんことがある。俺にはそんなものはない。ただそれだけのことだ」
山さんのような人はそうかもしれませんが、隠し事のない人間がこの世にどれだけいるでしょうか?
本心や事実を隠すことで生じる後ろめたい疚しさ。その苦しさ。
それは、誰にでもあるのではないでしょうか。
バレたらどうしようという不安、隠し事をしているという罪悪感、自己嫌悪、孤独…。
そうした心の負担から逃げたくてたまらなくなる気持ち。
生身の人間として、私自身も実感しています。
疚しさを軽くする方法として、告白(話す、謝罪する)・行動(償う、策を講じる)・反省(何が悪かったか考える)・許す(そんな自分を前向きに受け入れる)などがあるようです。
私自身、今現在、この全てを取り入れる必要について、最近特に考える局面が、カウンセラーとして、指導員として、それ以前に人として、多くあります。
その第一歩として、私は、まず、自分自身に対して本心を誤魔化すことをやめました。
若い頃なら認めようとしなかった罪悪感や恋愛感情、それにまつわる事実など、全てを認め、自分に嘘をつかなくなったことで随分気持ちが軽くなり、心に秘めていることについて、隠している疚しさではなく、どう感情を打ち明け行動するか、前向きに考えられるようになったのです。
人間、隠し事などないに越したことはないかもしれません。
ですが、世の中には、様々な事情で事実を明かせないこと、隠しておく方がよいことが、現実としてあると思います。
それはそれとして、致し方ないことだと認め、先述の疚しさを軽くする4つの方法をどう実行に移していくかを考えていくのが現実的ではないかという気がします。
生きていく以上、清濁併せ呑むことはどこかで必要になりますが、そんな中で、隠し事のない、疚しさの欠片もない人間であることを目標とし、心も軽くいられればと思います。
そして、差し当たっては、11月15日(土)の「ごえん楽市(神奈川県川崎市)」のボランティア参加に向けて気持ちを作ります。
命のうでわ〜心を正すボランティア〜 | 宇野 謙一 公式サイト(くれたけ心理相談室 大阪支部)
お楽しみ様でした。

隠し事のない人間がこの世にどれだけいるでしょうか?本心や事実を隠すことで生じる心の負担や逃げ出したくなる気持ちは私自身も実感しており、疚しさを軽くする第一歩として、まず自分自身に対して本心を誤魔化すことをやめました。そのことで、隠している疚しさではなく、どう感情を打ち明け行動するか前向きに考えられるようになったのです。清濁併せ呑む中で、少しでも隠し事や疚しさを少なく、心も軽くいられればと思います。
投稿者プロフィール
- くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
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くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。
カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。
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