何もない幸せ〜はだしの心で〜
くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
一番の幸せって、「何もない」ことなんじゃないかって気がします。
思えば、世の中、物理的にも心理的にも、ものや欲求、それに伴うしがらみなんかが多過ぎませんか?
最低限の衣食住で人は生きていける筈なのですが、それ以上のことをあまりにも求め過ぎた結果が今の世の中なのではないかと思うのは考え過ぎでしょうか?
私は、昔から、いろんなことで、これ以上はもうたくさんだと思うところがあります。
発達し過ぎた文明。人との出会い。様々な欲求。
なければないで不自由しないし、欲求が満たされないことで苦しむこともありません。
いろんなものが欲しくなったり、人を好きになったり、人間関係に苦しんだり…。
突き詰めて考えれば、これ、全て、ものや感情が溢れ過ぎているからではないかという疑問すら持っています。
故に、「カウンセラー」という職業も成立してしまう。
そんな仮説も立ちそうです。
本音を言えば、人類の始まり、何もない時代が一番幸せだったのではないかという気がします。
最低限の衣食住以外に手に入れられるものが元々ないため、争いや苦しみも生じにくかったのではないでしょうか。
地位も名誉も領土もない。その概念すら存在しない。
そんな時代に憧れてしまいます。
どんな世界やものや人間関係も、元々ないものなら欲しくもならないし、手に入れられない苦しみを味わうこともない。
物欲や恋の病も、ものや相手さえなければいいだけのこと。
最初から「何もない」「何も知らない」のが一番の幸せ。
ちょっと極論過ぎるでしょうか?
実際の自分は、恋にも物欲や仕事欲にも苦しむ「欲しがり」だと自覚しています。
それ故に、ものや欲求で溢れかえった自分の心や部屋を顧みて、「何もない」自分になりたいとつくづく思うのです。
ガランとした「何もない」部屋に住み、最低限の必要なものや大切なものだけを鞄一つに詰め、身一つでいつでもどこでも行ける。そんな自分に。
「終活」にはまだ間がありますし、仕事や人間関係も得たいものも多い私ですが、取り敢えずは部屋の整理とガラクタの処分から始めて、「何もない」自分に少しでも近づいていくとしましょう。
そして、一切の雑念や欲望を捨て去った「はだしの心」でいたいものです。
こんな「何もない」志向、皆さまもいかがでしょうか。
と言っているそばから、差し当たって、11月15日(土)の「ごえん楽市(神奈川県川崎市)」のボランティア参加に向けて気持ちを作ろうとしている欲にまみれた私です。
命のうでわ〜心を正すボランティア〜
くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。 ご訪問いただき、ありがとうございます。 11月15日(土)10時30分〜15時30分、かわさ…
お楽しみ様でした。

一番の幸せって、「何もない」ことなんじゃないかって気がします。人類の始まり。何もない時代。最低限の衣食住以外に手に入るものが元々ないため、争いや苦しみも生じにくかったことでしょう。最初から「何もない」「何も知らない」のが一番の幸せ。必要最低限のものや本当に大切なもの以外は持たず、一切の雑念や欲望を捨て去った「はだしの心」でいたいものです。
投稿者プロフィール
- くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
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くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。
カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。
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