言葉を使った素敵なかかわり〜感謝と尊重〜　

2025年11月22日 2025年11月22日

宇野謙一

くれたけ心理相談室大阪支部　心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

コミュニケーションは、言語より聴覚や視覚によるものが圧倒的多数を占めるとされ、「メラビアンの法則」では、言語情報（言葉自体の意味や内容）7％、聴覚情報（声のトーン、大きさ、速さ、話し方　など）３８％、視覚情報（表情、ジェスチャー、視線、目線　など）５５％に分けられます。

こうして見ると、やはり第一印象（見た目）が大事なのだと思われがちかと思いますが、この法則は、あくまでも言葉と態度が矛盾している場合の判断材料の一つに過ぎず、言語に加えて目で見て肌で感じた情報による総合的判断が理想ではないかと一つの考え方として私は思います。そのことにより、第三者からの情報に惑わされずに、偏見のない自身の視点での信頼関係を構築できると考えられますし、実際に私自身もそれができていると自負しています。

要は、法則だのパーセンテージたのではなく、全ての情報が大切で、何一つ見逃していいものはないということですよね。

そう考えると、７％と侮れず無視できないのが言葉というものでしょう。

今の私は、カウンセラー・指導員として、言葉を大切にし、言葉を使って人の心に良い影響を与えることを役割の一つとする立場にいるため、尚更その思いは強くあります。

誰もが様々な言葉で傷ついたり癒やされたりしているでしょう。
「体の傷は治っても心の傷は治らない」と小学校でも教わったほど、毒にも薬にも成り得るということですね。

自分の言葉が人の心に刺さって元気づけることが本当にあるのだと知った時。
手作りのチャーハンおにぎりを「美味しかった」と言ってもらえた時。
「『自分に相談してくれず淋しい』と上の人に言われたから、『相談なら宇野さんにします』と言っておいたの」」と言われた時。
「私にとって、たった１人のかけがえのない大切な人」と言われた時。
それぞれの言葉が、どれほど心のカタルシス、癒し、モチベーションとなったことでしょう。

こうしたカタルシスや癒しを自分自身が相手に体験していただけるよう、感謝と尊重の心をもって、言葉はもちろん、全ての要素を大切にした素敵なかかわりを心がけたいですね。

お楽しみ様でした。

コミュニケーションは、見た目（第一印象）によらず、言語に加えて目で見て肌で感じた情報から総合的に判断したいもの。そのことにより、第三者からの情報に惑わされず偏見のない独自の視点での信頼関係が構築できると考えます。自分の言葉でカタルシスや癒しを体験していただけるよう、感謝と尊重の心をもって、言葉はもちろん、全ての要素を大切にした素敵なかかわりを心がけたいですね。

投稿者プロフィール

宇野謙一くれたけ心理相談室（大阪支部）心理カウンセラー

くれたけ心理相談室（大阪支部）は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Ｚｏｏｍや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。

カウンセリングを通じて、「困っていた問題」が「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。