難しきコミュニケーション〜関わりと受け止め〜　

2025年12月2日 2025年12月2日

宇野謙一

くれたけ心理相談室大阪支部　心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

コミュニケーションとは難しいものですね。
風船と同じで、空気がないと膨らみませんし、欲しくてたまらないのに得られないことが原因でカウンセリングを受けられる方もおられれば、鬱陶しくてたまらず相手と決別する例もあるようです。

相手の気持ちを考えない自己本位或いは善意がいつしか過干渉に変わっているコミュニケーションの取り方や求め方。
相手の気持ちを理解できず、誰からのコミュニケーションも受け入れなかったり受け入れる相手を選別したりする、適切とは言い切れない受け止め方。
関わる側と受け止める側。問題の所在はどちらにもあり得ます。

どちらの側にも、「相手の気持ちを考える」姿勢が欠落していると言えそうです。

相手のペースや熱量を考えず、「コミュニケーションが欲しい」「仲良くしたい」という気持ちだけで突っ走れば、コミュニケーションが苦手な人にとっては苦痛に違いなく、求める側に「相手の気持ちを考える」姿勢が必要でしょう。

相手の善意やそのコミュニケーションの本質を理解しようとせず、相手によって受け入れたり拒否したりすれば、当然誰かが傷つきます。特定の相手のみを友達と見做すと宣言し、他の誰をも受け入れないケースも目の当たりにすることがありますが、これも受け止める側の大きな心の問題と言えそうで、受け止める側に「相手の気持ちを考える」姿勢が必要ではないでしょうか。

カウンセリングや日々の仕事の中で目の当たりにする、お互いに「相手の気持ちを考える」姿勢が欠落している「関わり方」と「受け止め方」が、コミュニケーションとは如何に難しいものかを考えさせてくれ、だからこそ、心理カウンセラーとして、職業指導員として、人として、日々の研鑽を重ねずにいられない今日この頃です。

お楽しみ様でした。

自己本位や過干渉な関わり方。誰からの関わりも受け入れなかったり受け入れる相手を選別する受け止め方。どちらの側にも「相手の気持ちを考える」姿勢が欠落しており、コミュニケーションに問題があると言えそうです。日々目の当たりにするそうしたことが、コミュニケーションとは如何に難しいものかを考えさせてくれ、心理カウンセラーとして、職業指導員として、人として、日々の研鑽を重ねずにいられない今日この頃です。

投稿者プロフィール

宇野謙一くれたけ心理相談室（大阪支部）心理カウンセラー

くれたけ心理相談室（大阪支部）は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Ｚｏｏｍや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。

カウンセリングを通じて、「困っていた問題」が「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。