ピンチはチャンス~切り札は視点~

くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

「ピンチはチャンス」

私の座右の銘です。

 

かなり昔のワイドショーで、ある歌手の方が、マスコミが別のことで取材に押しかけて来たのを迷惑がって拒否しながら、その場で新曲のキャンペーンを始めたのを見ました。

迷惑な取材も、視点を変えて見れば、「大勢のマスコミが集まっており、新曲のキャンペーンにもってこい」となる訳です。

状況を逆手に取り、うまく利用した、正に「ピンチはチャンス」を体現した逆転の発想だと感心したのを覚えています。

 

「ピンチはチャンス」と切っても切れないのが「視点を変える(リフレーミング)」。

 

私自身、仕事がない「暇な時期」を「好きなだけ勉強できる有意義な時間」と考えたり、様々な状況をあらゆる視点から考えることで、それほど助かっているか分かりません。

 

たとえば、

ちょっとしたことでよく泣く⇒感受性が強い

浮き沈みの激しい人生⇒様々な経験で彩られた豊かな人生

自分が理解できないことは認めない⇒信念がある

けち⇒経済観念がある

自己評価が低い⇒自分を厳しく律することができる

人や状況を見る時、視点を変えれば様々なことがこんな風に見えるのです。

人間関係がうまくいっていない相手や、困っている問題も、また然り。

 

冷めてぐしゃぐしゃになってしまったジャガイモの唐揚げを「えい、ままよ」と揚げ直して国王の晩餐に出したのが好評で、今日のフライドポテトの元となりました。

料理の失敗が新メニュー誕生のきっかけとなるように、冷えた人間関係や困っている問題が却って新境地の開拓につながるかもしれません。

 

悩みや苦しみを抱える時、持つべき姿勢は「ピンチはチャンス」

切り札は「リフレーミング(視点を変える)」

ではないでしょうか。

 

お楽しみ様でした。

到着が遅れた国王に出すための苦肉の策として冷めた「ジャガイモの唐揚げ」を揚げ直したものが好評だったことから誕生した「フライドポテト」。これぞ「ピンチはチャンス」ですね。

投稿者プロフィール

宇野謙一カウンセラー
宇野 謙一くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。

カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。

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