案ずるより産むがやすし~悩むよりやってみる~
くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
昨日、懸案事項がいくつか片付きました。
ちょっと前から、いつやろうかと迷っていたり、考えるのも億劫だったり、手を付けるのが怖かったり、いろいろあって先延ばしにしていたことばかりです。
結果的に、やりだすと全てあっさり済ませられました。
簡単に、短時間に、あっけなく。
終わってみると、「これだけのことに何を思い悩んでグズグズしていたのか?」でした。
勝手に面倒だと思いこみ、適当な理由をつけて逃げていただけだったみたいです。
悩むよりやってみると「案ずるより産むがやすし」でした。
取り組まなければならないことがいくつか重なると、どれから手を付けていいか分からず、結局何もできない。
人間の悪い癖の一つでしょう。
カウンセラーがクライエント様の話を伺う時、一つ一つの話の中に複数の気持ちや問題が存在することがよくあります(と言うより殆どがそうなのでしょう)。
この場合も、カウンセラーが一度にその複数のことについてあれこれ確認していくとクライエント様が混乱されるので、(強いところ、大切なところはどこかを随時確認しながら)焦点を一つに絞って対応することが大切とされます。
多くのことを一度に悩むより、まず目の前の一つを片付ける。それを繰り返すうちに、全てが片付く。
そういうことなのだろうと思います。
何事も、どんなに量が多かろうが、先が長かろうが、始めた時点で、少しずつ進めていくごとに、確実に終了に近付いている。
私の物事に取り組む基本姿勢はそうです。
悩むよりやってみる。
たとえば、夏休みの宿題。
私の場合、恥ずかしながら、アニメの登場人物のように溜め込んで8月31日に泣いたことが二度ありましたが、それ以外の年は、計画的に、或いはいつまでに終わらせるという明確な目標を持って、量の多さに悩むより、少しづつ進めることで滞りなく終わらせられました。
全部終わってみると、こんなに少なかったかな?と思ったくらいです。
昨日、懸案事項を片付けられたのは、自分の力だけではどうにもならない問題に目途がつき、幾分不安から解放されたことで気持ちに弾みがついたことが大きかったですが、その「自分の力だけではどうにもならない問題」にしても、悩む前に動いたからこそ何とか目途がつく訳です。
大量の夏休みの宿題も、8月はクラブ活動の予定があったり余暇を楽しみたいからと「7月中に終わらせる」ことをミッションにして、見事達成できました。
悩むよりやってみる。
気持ちのゆとりだったり、計画性だったり、目標だったり、後の楽しみだったり、人それぞれに様々なことがそれを後押ししてくれる筈。
悩んで立ち止まり、やらないよりもやる方が、確実に終了に近づいていきます。
悩むよりやってみると、案外、「案ずるより産むがやすし」かもしれません。
これから出会うであろうクライエント様にも、そうしたことをお伝えし、行動変容やポジティブ思考の促進などにつなげていけたら、と思います。
お楽しみ様でした。

悩むよりやってみる。行動変容やポジティブ思考の第一歩はそこではないでしょうか。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
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くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。
カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。
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