自分を棚卸しする〜評価は水物〜

くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

私達は、他者との交流の中で、是非の定かでない評価を受けていることも少なからずあるのではないかと思います。

 

職場の上司による査定や様々な面接その他、見る人によって全く違う結果になることは珍しくなく、それだけ評価は水物(変わりやすく予想しにくい物事。その時の条件によって結果が左右されやすい事柄)なのだと言えそうですね。

 

カウンセリングも例外ではなく、ケースによって対応は異なり、テキストや教官の教え通りでないから不適切や不合格、というのは違うと考えられます。

 

こうした水物の評価に苦しめられたり理不尽な思いをしている人は少なくないのではないでしょうか。

 

私のこれまでの人生経験の中にも、幾分そうした体験も含まれていますが、定期的に「自分の棚卸し」をすることで、私は、自分自身を精神的に救済してきました。

 

子供の頃から不器用で運動音痴であることから、親からまでダメ呼ばわりされ続けてきましたが、ある時期を境に「苦手なことで落ち込んだり、無理に克服しようとする必要はない。自分の得意なことで結果を出して輝けばいい」と悟ってから、如何なる時にも自分を振り返り、どう生きてきたか、どんな能力があるか、それが水物の評価で価値が変わるものか、そうしたことを考え続けています。

 

こうした「自分の棚卸し」が、「いい意味での自惚れ」と「厳しい自己評価」で「己を知る」ことにつながり、水物の評価に惑わされたり傷つけられたりすることから自分を守れるという気がします。

 

「己を知る」ことで、誰がどう言おうと、耳を傾けるべきところは真摯に受け入れつつ、水物の評価を気にせずに自分らしくいられる。そういうこともあるかもしれません。

 

「己を知る」ための「自分の棚卸し」、皆さまもいかがでしょうか。

 

お楽しみ様でした。

様々な場面で、是非の定かでない評価によって苦しめられたり理不尽な思いをすることがあると思います。定期的に「自分の棚卸し」をして、「いい意味での自惚れ」と「厳しい自己評価」で「己を知る」ことにつなげ、水物の評価を気にせず自分らしくいる。そんな「己を知る」ための「自分の棚卸し」、皆さまもいかがでしょうか。

投稿者プロフィール

宇野謙一カウンセラー
宇野 謙一くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。

カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。

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