語り継ぐこと・考えること~体験を学びに~
くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
5月29日のブログで、「私は、マイナスの体験の全てを『嘆き』『悲しみ』『恨み』などではなく、『学び』に昇華し、その上で『大切な教訓を得た体験』として語ることを心掛けている」と記しました。
笑い話にできない話はするな~マイナスをプラスにして語る~
くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。 ご訪問いただき、ありがとうございます。 「笑い話にできない話はするな」 故・西田敏行さんの名…
劇団の舞台に立っていた頃、毎年夏になると、被爆をテーマにした作品を上演していました。
前半は広島、後半は長崎の被爆体験を延々と再現し、「二度と繰り返してはならない」と語り掛けるのです。
私も演者の一人として、被爆者の方の過酷な体験を演じ、言葉にならない思いを伝えようと努めました。
でも、私は、その作品に明確に違和感を感じていました。
再現と語り掛けだけで、今を生きる私達が、そこから何を学び、どう生きていくかを考える。というところが見えなかったからです。
長時間ご鑑賞いただくお客様の心理的負担を考えても、前半を被爆体験・後半を舞台を現代に移してのディスカッション風にした方が良かったのでは、という気が今もしています。
実際に被爆を体験された方々がそれを語ることに「笑い話にできない話はするな」とは言えません。
しかし、これからを生きる私達は、聞いて学んだ上で、今後どうあるべきかを考えなければならない。
そう思います。
今回は、私の役者時代の体験を例として取り上げてみました。
全てのマイナスの体験を「嘆き」「悲しみ」「恨み」として残さない、ということには無理があるかも知れません。
心の浄化には、気が済むまで「嘆き」「悲しみ」「恨み」続けることも時には必要でしょう。
でも、そのマイナスの体験を語り継ぐなら、「嘆き」「悲しみ」「恨み」にとどまらず、「大切な教訓を得た体験」として様々に考え、聞く人にも自分自身にも「学び」にしたい。
それでこそ、マイナスの体験のし甲斐がある。というものでは、という気がします。
「自分のためだけではない成長」につながる大切な財産と言えそうです。
お楽しみ様でした。

語り継がれる歴史の証言から、今を生きる私達が何を学び、どう生きていくかを考えてこそ、負の遺産にも意味があると言えるのではないでしょうか。
投稿者プロフィール
- くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
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くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。
カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。
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