まずは、尊重から~コミュニケーションの始まり~
くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
今日投稿した謎かけがこちら。
【ととのいました 2026年5月7日】
「コミュニケーション」とかけまして、
「村のイベントでの挨拶」と解きます。
その心は?
「まずは、そんちょう(尊重・村長)から」
うのっちです💯😁
<コミュニケーション>
「自分が伝えたいこと」と「相手が受け取ったこと」をすり合わせていくやり取りのこと。
機械的に整理されたところで見ると、(自分の考えや気持ちを)話す・(相手の話や気持ちを)聞く・感情(お互いの気持ち)を感じ取り合う・関係(信頼や安心感の土台)づくり、が基本とされているようです。
そして、相手を主役にする(相手を理解しようとし、自分がどう思われるかより「相手は今どう感じているか」を考える)・よく聞く姿勢(頷きや相槌で「ちゃんと聞いていますよ」というサインも出す)・感情のぶつけ合いにしない(一方的な愚痴や怒りの発散はコミュニケーションではない)、がうまくいくコツだとも。
理屈はその通りなのですが、そこに、「人格を重んじる(誰しもを尊い存在と認め、内面・尊厳・意見・価値観などを軽んじることなく大切に扱う態度)」、簡単に言えば、「その人の内面や尊厳を高く評価し、丁寧に扱う」姿勢が加わらないと真の意味での良好なコミュニケーションは有り得ないでしょう。
当然ながら人によっては高く評価できないどころか批判の対象になる内面もある筈ですから、全ての人に対して、というのは、語弊というか無理がありますが。
「人格を重んじる」
具体的には、相手の意見を理解しようとする 如何なる人も人として同等とみなす・ 批判は行為や考え方にして絶対に侮辱や人格否定をしない・ 約束やルールを厳守する。などがこれにあたるとされます。
これは、当たり前のことのようで、実践は簡単ではない。
最も肝心な心構えは、どんな立場や能力がある者も。人みな全て誰一人「自分が正しい」と思わないこと。
しかし、立場や能力に溺れ、「自分が正しい」と独りよがりな自惚れに陥るのは人の性。
そうなると、ここでいう「人格を重んじる」態度は何一つ実践できないでしょう。
先ずは、「他者を尊重する」という姿勢をしっかりと身に着けてから、自分なりの「人格を重んじる」あり方を考えるとしましょう、
尊重は、「他者や物事を価値あるものとして大切に扱う」「相手の意見・感情・立場を認め、軽視しない」「配慮や思いやりを行動や態度で示す」が基本だと言われます。
つまり、少数意見をおざなりにせず、価値観や文化の違いを否定せず受け入れ、話を遮るなど以ての外。
残念ながら、相当の立場や能力を世間的に認められている専門職の中にもないとは言い切れないのが現状です。
「(相手の言葉を遮らず、内容を確認しながら)話をよく聞く」「それは違うという否定より、何故そう考えるのかという理解を優先する」「相手の決定を大切にして支える」
これらのことが、配慮や思いやりとして浸透しなければ、尊重から始まる真のコミュニケーションは成立しないでしょう。
カウンセラーは特に、苦しむ人に何かを伝えたいという気持ちが強いだけに、実は相手を理解するより「分かっている立場」から自分の言うことを理解させることを優先させている危険性があるかも知れない。
真のコミュニケーションに必要な、配慮や思いやりの結果としての尊重ができていないかもしれない。
私も日頃から気をつけていますが、人間誰しも、特にカウンセラーにはそういう危機感が必須ですね。
コミュニケーションの始まり。
まずは、尊重から。
お楽しみ様でした。
投稿者プロフィール
- くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
-
くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。
カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。
最新の記事
今、思うこと2026年5月7日まずは、尊重から~コミュニケーションの始まり~
今、思うこと2026年5月6日休みながら歩もう~振替休日に寄せて~
今、思うこと2026年5月5日人格を重んじる~こどもの日に寄せて~
今、思うこと2026年5月4日水魚の交わり~みどりの日に寄せて~

