あんたこの嫌がらせをどう思う~傷つけられる尊厳~

くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

今日投稿した謎かけがこちら。

【ととのいました 2026年5月14日】

「ハラスメント」とかけまして、
「無職で軽井沢に避暑」と解きます。
その心は?
「絶対に、いけません(いけません・行けません)」
うのっちです💯😁

<ハラスメント 人に対する「嫌がらせ」や「いじめ」などの迷惑行為>
属性や人格に関する言動などによって相手に不快感や不利益を与え、尊厳を傷つけること。

調べたところでは、「相手の望まない言動によって、不快感や不利益を与え、人権や環境を損なう行為」のことで、行為をした本人に悪気があったかどうかよりも、「受けた側がどう感じたか」が重視されるという「ハラスメント」。

した側が「どういうつもりだったか」より、された側が「どう感じたか」を重視するのは当たり前。
間違っても「そんなつもりでしたことでないのに、そんな受け取り方をする方がおかしい」などというした側の身勝手な論理は通用しません。
時々、そんなバカげた理屈にお目にかかることがあります。
私も、かつて立場を笠に好き放題のパワーハラスメントをしてくれた相手に「お前は、普通人が怒らないことで怒る」と罵られ、今もそのことに関しては、「感じ方が人それぞれである以上、普通なら怒らないという理屈は存在しない」と考え、強く憤っています。

以前、ハラスメントをテーマに謎かけを連発していた時、種類と数の多さに驚きましたが、その全てに「相手の人格を軽んじ、尊厳を傷つける」という共通項があることへの気づきもありました。

「人格を重んじる」
誰しもを尊い存在と認め、内面・尊厳・意見・価値観などを軽んじることなく大切に扱う態度。と言われます。
簡単に言えば、「その人の内面や尊厳を高く評価し、丁寧に扱う」ことだそうです。
現実的な見方をすれば、当然ながら人によっては高く評価できないどころか批判の対象になる内面もある筈ですから、ここは一般論として考えましょう。
具体的には、相手の意見を理解しようとする 如何なる人も人として同等とみなす・ 批判は行為や考え方にして絶対に侮辱や人格否定をしない・ 約束やルールを厳守する。などがこれにあたるとされます。
ここで最も肝心な心構えは、どんな立場や能力がある者も。人みな全て誰一人「自分が正しい」と思わないことでしょう。

「尊厳を傷つける」
人が本来もつ価値や人格を軽んじ、みじめさや屈辱を感じさせる言動や扱いをすることで、ハラスメントも当然これに相当します。

人間関係構築の上で、各々の背景や生まれ持つ条件の違いなどから齟齬が生じるのは仕方のないことです。
しかし、どのような相手にも、どのような思いや理由があっても、互いの立場がどうであろうと、ハラスメントを「仕方のないこと」と許容する理屈は一切ありません。

厳しく言えば、全ての人間にとって、全ての他者の「人格を重んじる」ことと「尊厳を傷つけない」ことは義務でしょう。
まず無条件にこれを行なった上でなければ、相互理解・コミュニケーション・リフレーミングその他、良好な人間関係構築のための議論は許されない筈。

一つ一つのハラスメントに対しては、また様々に向き合う機会もあろうかと思いますが、全部ひっくるめた「ハラスメント(嫌がらせ・いじめ)」について、どんな事情も、それを肯定する理由にならず、「無職で軽井沢に避暑」のごとく「絶対にいけません」と、口にするのも恥ずかしいほど当たり前のことだけ今は言っておきます。

そして、ハラスメントを目の当たりにした時、その場にいる人や自分自身に私はこう問いかけます。
「あんた、この嫌がらせをどう思う?」
全ての人の尊厳が傷つけられないために。

お楽しみ様でした。

「相手の望まない言動によって、不快感や不利益を与え、人権や環境を損なう行為」のことで、行為をした本人に悪気があったかどうかよりも、「受けた側がどう感じたか」が重視されるという「ハラスメント」。した側が「どういうつもりだったか」より、された側が「どう感じたか」を重視するのは当たり前。間違っても「そんなつもりでしたことでないのに、そんな受け取り方をする方がおかしい」などというした側の身勝手な論理は通用しません。

投稿者プロフィール

宇野謙一カウンセラー
宇野 謙一くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。

カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。

コメントはお気軽にどうぞ