姿勢大改善~エクスキューズとアキューズ~
くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
いつぞや綴った投書の話(【一筆啓上投書が見えた】)、投稿にしたコメントに結構な閲覧数と反響がありました。
https://uno.counseling01.jp/2026/05/19/a-letter-of-condolence-appeared-2/
賛同いただいた意見の中に、件の投稿について「エクスキューズとアキューズの姿勢にも改善の余地は大なりと感じた次第です」というものがあり、ちと考えてみようと思った次第。
エクスキューズとは、「言い訳・弁明」や「(軽く)許すこと」。ビジネスでは、自分や相手の行為を正当化したり、失敗の理由をやわらかく説明する(軽く否定的になりやすい)ニュアンスで使われるそうです。
アキューズとは、「人を何かのことで責める・罪をかぶせる・告発する」 という意味。「非難する」「責める」「告発する」「訴える」などがより感覚的に近く、「ちょっと不満を言う」ではなく、「悪いことをしたと強く示す」 イメージで、軽い文句よりも、一歩強い非難や疑いに使われるとか。
件の投稿については、先のブログで述べていますが。「今の若者はと文句を言うのは大体この世代」「年功序列で自分は偉いと勘違いしていないか」「社会生活では誰もあなたを偉いとは認識していない」と、投稿者の思いに他者の気持ちを推し測ったり、他者をリスペクトするといったことが欠けているように読む人には感じられるところから、「エクスキューズとアキューズの姿勢にも改善の余地は大なりと感じた次第です」という意見も出てくるのでしょう。
エクスキューズの問題として、ビジネスでは、件の投稿(コンビニのアルバイト)もそうですが、「店のルールに従って」「上からの指示で」「こういうやり方(スタンス)なので」などの言い訳・弁明で自分を正当化しがちです。
その言い訳が間違っているとは言いませんし、事情として否定もしません。
但し、如何にビジネスとは言え、人としてどうあるべきかを考えると、果たしてそれを押し通すことが正しいのか…。
アキューズの問題はもっと深刻に思います。
ビジネスの場はもちろん、ビジネスにすらなっていない人間関係においても、「人を非難する・責める」が日常的に何処ででも行われている。
「悪いことをしたと強く示すイメージで非難する」が正しい判断で行われているとは必ずしも言い切れず、それどころか、「自分は正しい」という独りよがりな思い込みで「水物の(いい加減な)評価」で他者を見ていたり、自分の中だけの身勝手な正論で追い込んだりすることすらあります。
件の投稿でも、怒鳴る男性(気持ちが分からないでもないだけに、やっていることがカスタマーハラスメントにあたるかどうかの判断は難しいですね)を「悪いことをしている」として責めているように感じられます。
確かに怒鳴ったことは良くないと思いますが、そこを責めることで何か解決するのか?問題があるのはこの男性だけか?
そういうことですね。
エクスキューズとアキューズの姿勢の問題も、ロジカルハラスメントを始めとする数々のハラスメント同様に、「自分は正しい」という独りよがりな思い込みから生じているように感じます。
私は常々、「人は良い意味でもっと自惚れていい」と言っていますが、それは「自分は正しい」と独りよがりに思い込んでいい、ということではありません。
「自分は正しい」という独りよがりな思い込みは、徹底的に追放しなくてはなりませんね。
「姿勢大改善」の一環として。
お楽しみ様でした。

「今の若者はと文句を言うのは大体この世代(50代~)」「年功序列で自分は偉いと勘違いしていないか」「社会生活では誰もあなたを偉いとは認識していない」という捉え方には、他者の気持ちを推し測ったり、他者をリスペクトするといったことが欠けているように感じられます。それ故に、「エクスキューズとアキューズの姿勢にも改善の余地は大なりと感じた次第です」という意見も出てくるのでしょう。
投稿者プロフィール
- くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
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