悪所大離反〜枳棘は鸞鳳の棲む所に非ず〜
くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
【枳棘は鸞鳳の棲む所に非ず(ききょくはらんぽうのすむところにあらず)】という諺があります。
とげのあるからたち(枳棘)の中には、鸞鳥や鳳凰のような神鳥(鸞鳳)は棲まない。
即ち、賢人は悪い場所や低い地位、いわゆる「枳棘」に居たり甘んじているべきではない、という意味です。
今いる場が合わなかったり、人間関係でいろいろあったり、有体に言えば、自分の責任だとは思えない要素でうまくいかないこともたくさんあるでしょう。
一つの場所で一つのことを長く続けられれば、それは幸せなことでしょうし、理想の形かもしれません。
しかし、現実には、世の中の仕組みや人間関係の複雑化が激しい今日、様々な事情で好むと好まざるとに関わらず今の仕事や活動から手を引くという選択をせざるを得なくなることが多々あります。
私の人生そのものが、そうしたことの繰り返しです。
様々な事情が生じて一つの場所で一つのことを長く続けられない。
皆さんなら、そんな自分をどう見つめるでしょうか。
その場に合わせられない自分。人間関係をうまく構築できない自分。
そんな自分の非を認め、悩み苦しみ活路を見出そうとするでしょうか。
自分の非を認め、改善に努める。
もちろん、それも大切なことだと思います。
しかし、非は自分にだけあると限ったことではない。
客観的に見て自分が悪い場所や理不尽に低い地位にいることも多い筈です。
【枳棘は鸞鳳の棲む所に非ず(ききょくはらんぽうのすむところにあらず)】とは、そのことを分からせてくれる諺のような気がします。
私は、これまで、自身の信念に基づき、不器用に「紅い血潮」をたぎらせ、今、夜ごと様々な不安に苛まる「多くの失敗や損する道の選択」で愛をつかみ損ね、仕事を失い、安定とは程遠い人生を送ってきたという自覚があります。
そこにいつもあったのは、「自分が(物理的にではなく心情的に)悪いと感じる場所には身を置かない」という線引きでした。
今にして思えば、これが、【枳棘は鸞鳳の棲む所に非ず(ききょくはらんぽうのすむところにあらず)】ということだったのですね。
実際、人を大事にしない組織や個人からは人がどんどん離れていくのも事実です。
私も、その現実を目の当たりにしています。
そのことを踏まえ、世の中の仕組みや人間関係にうまく合わせられないとしても、自身の非ばかり見ようとせず、本当はどうあるべきか。何が正しいのか。を見定める客観的な目を養いたいですね。
【枳棘は鸞鳳の棲む所に非ず(ききょくはらんぽうのすむところにあらず)】
含蓄のある諺だと思います。
お楽しみ様でした。

【枳棘は鸞鳳の棲む所に非ず(ききょくはらんぽうのすむところにあらず)】。とげのあるからたち(枳棘)の中には、鸞鳥や鳳凰のような神鳥(鸞鳳)は棲まない。即ち、賢人は悪い場所や低い地位、いわゆる「枳棘」に居たり甘んじているべきではない、という意味です。含蓄のある諺だと思います。
投稿者プロフィール
- くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
-
くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。
カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。
最新の記事
今、思うこと2026年6月13日身近なものを大切に~心の整理~
今、思うこと2026年6月12日姿勢大改善~エクスキューズとアキューズ~
今、思うこと2026年6月11日悪所大離反〜枳棘は鸞鳳の棲む所に非ず〜
今、思うこと2026年6月10日夜更けに悔いた紅い血潮~時の記念日に何を思う~


