侮蔑に寄り添う紅い志~許せない人にも理由がある~

くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

今日投稿した謎かけがこちら。

【ととのいました 2026年7月8日】

「犯罪」とかけまして、
「大名の国替え」と解きます。
その心は?
「いほう(違法・移封)です」
うのっちです💯😁

<犯罪>
法律で罰則が定められている「構成要件に該当する、違法で有責な行為」。

犯罪は、もちろん許されないことです。
しかし、「盗人にも三分の理」と諺にあるように、本人にとって自分なりの理由や言い分があることも少なくありません。
よくありがちなのが、「暴力を受けた」と相手を悪者扱いしている被害者の側に重大な問題があるケース。
第三者目線で見て「暴力はいけないということを差し引いても、どう見ても非は被害者にある」と思われ、刑事ドラマで「気持ちは分かるが、どんな理由があっても許されることでは」ないという類のセリフで度々語られるケースですね。

カウンセラーが様々な人の話を聞く中で、その人自身の、犯罪・暴力的な傾向や不倫、他者への侮蔑などが語られることもあります。
たとえカウンセラーであっても、共感・寄り添いに相当の努力を要する感情です。

私も常々、そういう相手と向き合った場合のことを考えてはいます。
ただ、今の私にできるのは、そういう感情があるということを受け止めた上で、本人にその感情と向き合ってもらい、そのような自分を本当はどう感じているか、問題を感じて何とかしたいと思うから今ここにいるのではないかと投げかけることです。

たとえば、カウンセラーである私の目の前に、「自分の尊敬する人と比較して相手を見下している」と話すクライエントさんがいるとします。
気になるのは「見下している」というワード。
理論上、このような否定的な言葉は変換して、たとえば、「相手に求めすぎてしまうのですね?」などと返すのが常道とされるようです。
しかし、私はそうはしません。
カウンセラーの推測ではなくクライエント自身の言葉として語られた「見下している」というワードをそのまま返し、その気持ちに焦点を当てて向き合ってもらいます。
そうすることで、今抱えている問題の根幹が何か、が見えてくる可能性が大きいと思うからです。

犯罪・暴力・不倫に関しても、それは同じ。
そういう感情があるということを受け止めた上で、本人にその感情と向き合ってもらい、そのような自分を本当はどう感じているか、問題を感じて何とかしたいと思うから今ここにいるのではないかと投げかけます。
忘れてならないのは、そのようなクライエントの感情を一旦は受け止めるということ。

カウンセラーも人間である以上、反社会的・非人道的な言葉や行為を受け入れられない感情はあります。
しかし、今目の前にいるのは、そういう自分であるが故に苦しんでいるクライエント。
まず、本来なら受け入れができかねる個人的な感情には目をつむり、そのようなクライエントの感情をただ受け止める。
そこから始めないと先には進めません。

最近、こういったことを真剣に考える機会があり、改めて自分を見つめなおしています。
何もかもがいい勉強になっている今日この頃です。

お楽しみ様でした。

カウンセラーも人間である以上、反社会的・非人道的な言葉や行為を受け入れられない感情はあります。しかし、本来なら受け入れができかねる個人的な感情には目をつむり、そのようなクライエントの感情をただ受け止める。そこから始めないと先には進めません。

投稿者プロフィール

宇野謙一カウンセラー
宇野 謙一くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。

カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。

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