見下す人に痛みをどうぞ~優越感の裏にある心の闇~
くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
今日投稿した謎かけがこちら。
【ととのいました 2026年7月9日】
「人の痛み」とかけまして、
「舞台の入口」と解きます。
その心は?
「分からなければ(人の・舞台の)上には立てません」
うのっちです💯😁
<人の痛み 他者の痛みを理解することは、人間関係を築く上で非常に重要>
身体的な苦痛だけでなく、精神的な苦痛や困難を指す。
「人の痛み」とは、医学的な痛みではなく、想像し得る精神的なつらさ。
「人の痛みが分かる人」というのは、相手のつらさがどのようなものかを理解できる人というより、想像力を働かせて考えられる人、という意味合いが強いと思います。
●自分もつらい経験をしたことがある
●自分の価値基準だけで(水物の)判断をしない
●言葉にならない苦しみを想像できる
そういう人のことだとされているようです。
セットで考えておきたいのが、「人を見下す」ということ。
最近よく目にするDQN動画では、相手の家柄・学歴・貧富などを理由に自分が上だと勝ち誇り、とんでもない言動の挙句に相手の様々な凄さを見せつけられて罰を受けるパターンが多いです。
「人を見下す」という心理の奥には、他人を下に置き優越感を得ることで自分の不安や劣等感を隠そうとする意図があることが多いとよく聞くことを考えると、「みんなに慕われているのが羨ましかった」「自分の方が家柄も学歴もあるのに何故お前だけもてはやされるんだ」という類のDQNの言い訳も理解できます。
「人を見下す」相手とぶつかった時は、真に受けず「受け流す」姿勢と、自己肯定感を高めることが最も現実的な対処法だそうです。
誰が何を言おうが、それで自分の価値が変わるものではないので、そこは「人は良い意味でもっと自惚れていい」でいきましょう。
カウンセラーが様々な人の話を聞く中で、その人自身の「人を見下す」を語られることもあります。
たとえカウンセラーであっても、共感・寄り添いに相当の努力を要する感情です。
その時、私にできるのは、そういう感情があるということを受け止めた上で、本人にその感情と向き合ってもらい、そのような自分を本当はどう感じているか、問題を感じて何とかしたいと思うから今ここにいるのではないかと投げかけることです。
理論上、「人を見下す」というような否定的な言葉は変換して、たとえば、「相手に求めすぎてしまうのですね?」などと返すのが常道とされるようですが、私はそうはせず、カウンセラーの推測ではなくクライエント自身の言葉として語られた「見下している」というワードをそのまま返し、その気持ちに焦点を当てて向き合ってもらいます。
そうすることで、今抱えている問題の根幹が何か、が見えてくる可能性が大きいと思うからです。
「人を見下す」気持ちに焦点を当てて考えていくと、「劣等感や自信のなさを隠したい 」 「価値というものを上か下かでしか測れない」「承認欲求が強く優位に立つことで安心したい」「過去に厳しい比較や評価を受けて育った」 などという背景が見えてくることもあります。
カウンセラーも人間である以上、反社会的・非人道的な言葉や行為を受け入れられない感情はあります。
しかし、今目の前にいるのは、そういう自分であるが故に苦しんでいるクライエント。
まず、本来なら受け入れができかねる個人的な感情には目をつむり、そのようなクライエントの感情をただ受け止める。
そこから始めないと先には進めません。
但し、こういったことを差し引いても、「人を見下す」のは許されることではありません。
様々な背景があるからといって、される側が我慢して当然であっていい訳がない。
傷つけられた側が「見下す人に痛みをどうぞ(痛みを返したい)」と感じるのは、ごく自然な防衛反応でしょう。
また、他者と比較して自分が本来大切にすべき相手を「見下して」きた人が相手との関係について問題を抱えるとすれば、それこそが「見下す人に痛みをどうぞ」が体現された状態なのかもしれません。
最近、こういったことを真剣に考える機会があり、改めて自分を見つめなおしています。
何もかもがいい勉強になっている今日この頃です。
お楽しみ様でした。

「人を見下す」のは許されることではありません。様々な背景があるからといって、される側が我慢して当然であっていい訳がない。傷つけられた側が「見下す人に痛みをどうぞ(痛みを返したい)」と感じるのは、ごく自然な防衛反応でしょう。
投稿者プロフィール
- くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
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くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。
カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。
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