気持ちは分かるが~どっちもどっち~
くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
こんなネットニュースを見かけました
「若いのに知ったような口を利かれると協力する気が...」市委託業者が女性劇団員を「叱責」 劇団訴えも...食い違う主張(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース
話の内容からは、どっちもどっちだという気がします。
「若いのに知ったような口をきくな」という委託業者。
ホールを借りる立場なのに、打ち合わせに蓋つきのコーヒーを持ち込んだり、照明はプロに頼むとか自分たちの流儀を通そうとする劇団員。
どっちも気持ちは分かりますが、言ってはならないことを言い、やってはいけないことをやってますね。
私も、昔アマチュア劇団で活動してた時に、ゲストで来てもらった養成学校を出たばかりの年端もいかない若い子がもう一人前のプロ気取りで年配の方にダメ出ししたり、掃除も手伝わずに稽古場を我が物顔で占領したり、挙句の果てに、叱責されて気に入らないと「売られた喧嘩は買いますよ」と大人相手に宣言してるところを見て内心苦々しく思っていたことがあるので、特にこのニュースを見て、業者の気持ちも分かる気がしました。
どう学びを重ねようが、カウンセラーだろうが、生理的に動かし難い気持ちがあるのは誰でも同じですから。
「どっちもどっち」って、本当によくあります。
大体悪いことに対して言うのでしょうが、どちらを善だとも悪だとも断じられない。
どちらにも、「気持ちは分かるが」と思えるところがある。
だから、人間関係は難しいし、自己理解・他者理解・相互理解が大切なんですね。
よく知らないのに恰も知っているように話す。
カウンセラーは、「知ったような口をきく」と言われるこの状況に陥る危険に常にさらされています。
たとえ、知識や経験が十分であっても、態度や話し方一つで「偉そうに専門家ぶるな」「生意気だ」と思われかねない。
だから、私は、知識や経験が十分でないせいもありますが、「寄り添う同志」つぃて思いのたけを話しても、決して持てる力をひけらかして「教える」ことはしません。
自分が理想とする方向性や考え方はもちろんありますが、一つのあり方として提案はしても、そこへ無理に引っ張り込んだりは絶対にしない。
やり方が慎重論に走り過ぎて、カウンセラーの言葉を求めたい人にはカウンセラーに見えないかもしれない、信頼も得にくいかもしれない。
そういうリスクも承知の上です。
どんなに頼りなく見られようとも、私は教えない。教えるという態度をとらず、徹底的に共に悩み苦しみ考えていく。
それが、私の心理カウンセラーとしての矜持です。
お楽しみ様でした。

「若いのに知ったような口をきくな」という委託業者。ホールを借りる立場なのに、打ち合わせに蓋つきのコーヒーを持ち込んだり、照明はプロに頼むとか自分たちの流儀を通そうとする劇団員。どっちも気持ちは分かりますが、言ってはならないことを言い、やってはいけないことをやってますね。どっちもどっちでしょう。
投稿者プロフィール
- くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
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くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。
カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。
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