偏見大暴走~あなたの常識が誰かを傷つける~
くれたけ心理相談室大阪支部 心理カウンセラーの宇野謙一です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
今日投稿した謎かけがこちら。
【ととのいました 2026年7月16日】
「価値基準」とかけまして、
「カスタマイズ品(既製品に手を加えて顧客ごとの仕様に調整するもの)」と解きます。
その心は?
「自分だけのものです」
うのっちです💯😁
<価値基準 他者や外部の影響に左右されない自己決定のベースとなる>
個人の内側にある普遍的な判断の基準で、行動や判断をする際の「自分独自の基準」。
「価値基準」という基盤によって、人や組織が何を「良い」「望ましい」とみなすかがを一貫して決められる…。
そうだとするなら、「価値(価値観)」「基準」という二つが合わさった「判断の土台」において、物事に適した二つの使い分けが必要だと言えるでしょう。
何を重要・望ましいとみなすかという「価値(価値観)」にはしばしば個人の主観が入ります。
判断や評価の物差しとなる「基準」にしても、試験や製品の性能など数値でハッキリ現れるものならいいのですが、人物の評価となるとそうはいきません。
面接・勤務態度などの査定・その他、何をやっても、ここにも評価する側の主観が絶対に入ります。
極論を言えば、「クライエントを傷つけないこと」以外の明確な正解が存在せず、個々のカウンセラーの試行錯誤・創意工夫によるところが大きいカウンセリングにすら、組織の主観に過ぎない「価値基準」に合わないと「不合格」として弾かれてしまいます。
「価値基準」という基盤によって、人や組織が何を「良い」「望ましい」とみなす…。
私は、数値でハッキリ示せるもの以外のことにこれを適用するのは望ましくないと考えています。
人や組織にとっての基盤と言いつつ、実際には、個人や組織の(都合のいい)主観が入っていることが多いのを長い人生経験の中で肌で感じているからです。
「価値(観)は大体が個人の主観。
「基準」は 「守るべき枠・条件」という本来の意味と 「平均的・一般的な水準」を表す「標準」 との線引きが曖昧で、ここでも枠や水準に個人の主観が入ってしまう。
そうなると、数値でハッキリ示せるもの以外、本当のことは分からない。人や物事を正しく見られない、誤った「水物の評価」しかできない。
だから、「価値基準」の運用は難しく、滅多なところに適用するものではない。
そう思うのです。
結局、その誤った「価値基準」や「水物の評価」のツケは、立場の弱い人や実力はあっても不器用な人のところに回ってきます。
私自身、身をもって体験していることです。
各個人の主観と主観の間の共有の領域が「間主観性」。
個人の好みや感想がどうであれ、「誰もにそうだとみなされる(みなされなければならない)」領域。
これを大切に、これに基づいた「価値基準」でないと正しく物事は見られないでしょう。
個人や組織が、誤った「価値基準」や「水物の評価」で他者を見ている限り、正しく評価されなかったり傷つけられる人は後を絶ちません。
カウンセラーとして、人として、誤った「価値基準」や「水物の評価」で自分の価値は変わるものではないし、傷つく必要もないということをしっかり伝えていきたいですね。
お楽しみ様でした。

各個人の主観と主観の間の共有の領域が「間主観性」。個人の好みや感想がどうであれ、「誰もにそうだとみなされる(みなされなければならない)」領域。これを大切に、これに基づいた「価値基準」でないと正しく物事は見られないでしょう。
投稿者プロフィール
- くれたけ心理相談室(大阪支部)心理カウンセラー
-
くれたけ心理相談室(大阪支部)は、大阪府大阪市・八尾市を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、Zoomや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。
カウンセリングを通じて、「困っていた問題」 が 「新たな気づきや成長へのきっかけ」となることを心から願っています。
最新の記事
今、思うこと2026年7月21日もしも過程を疎かにしたら~成功者ほど大切にする見えない財産~
今、思うこと2026年7月20日あんたこの海の日をどう思う~失われた祝日の原点~
今、思うこと2026年7月19日共存大進化~AI時代こそ認め合い助け合う力~
今、思うこと2026年7月18日自己肯定感が覚醒する紅い自惚れ~不安を抱える人ほど認めていい理由~


